2006年07月01日
「証拠は眠る」オースティン・フリーマン
オースティン フリーマン R.Austin Freeman 武藤 崇恵 森 英俊 原書房 (2006/03) |
これは、ソーンダイク博士シリーズの11番目の長編です。
面白かったです。
ホームズの様な悪癖やエキセントリックなところが無くとても紳士的なソーンダイク博士は、とてもよい感じです。読んでいて安心できます。最後の事件を説明するときも人情深い感じがします。
トリックに関してもへぇ~という感じです。砒素が使われるのですがそれをどうやって使ったかなんてのは、まったく知りませんでした。こんな方法あったんですね。
途中、なぜ?というのがあったのですが、それも最後の説明ですっきりしました。
うん、本当に面白かったです。
ソーンダイク博士シリーズはまだまだ邦訳されていない作品がたくさんあるのでこれからもどんどん邦訳が出てくれるといいですね。
ソーンダイク博士の事件簿は、こちら>>
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