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ギデオン・オリヴァー


「アーロン・エルキンズ」が描くスケルトン探偵。
ギデオン・オリヴァー(Gideon Oliver)
ギデオン・ポール・オリヴァー
ワシントン大学ポート・アンジェルス校自然人類学教授
大学院に通っていた若い頃にボクシングジムで試合に出て稼いでいた。
「呪い!」で41歳に。「洞窟の骨」では44歳に。
妻のジュリーは森林保護管理官(先妻ノーラは自動車事故で死亡)
2004年現在、ノーラは9年前に亡くなり、ジュリーと結婚して7年が経った。(「水底の骨」)
ワシントン大学の人類学のエイブラハム・ゴールドスタイン特任教授(「葡萄園の骨」)
友人にFBI捜査官のジョン・ロウ
恩師にコロンビア大学名誉教授エイブ・ゴールドスタイン


ギデオン・オリヴァーの事件簿
No.事件名(原題名)日本での主な訳本(出版年)
1 Fellowship of Fear(1982) (未訳)
2 「暗い森」
The Dark Place(1983)
「暗い森」
ハヤカワ文庫ミステリアス・プレス36('91.03)
ハヤカワ・ミステリ文庫('06.02)
3 「断崖の骨」
Murder in the Queen's Armes(1985)
「断崖の骨」
ハヤカワ文庫ミステリアス・プレス48('92.03)
ハヤカワ・ミステリ文庫('06.09)
4 「古い骨」
Old Bones(1987)
「古い骨」
ハヤカワ文庫ミステリアス・プレス1('89.01)
ハヤカワ・ミステリ文庫('05.01)
5 「呪い!」
Curses!(1989)
「呪い!」
ハヤカワ文庫ミステリアス・プレス18('90.01)
ハヤカワ・ミステリ文庫('05.05)
6 「氷の眠り」
Icy Clutches(1990)
「氷の眠り」
ハヤカワ文庫ミステリアス・プレス60('93.02)
7 「遺骨」
Make No Bones(1991)
「遺骨」
ハヤカワ文庫ミステリアス・プレス74('94.04)
8 「死者の心臓」
Dead Men's Hearts(1994)
「死者の心臓」
ハヤカワ文庫ミステリアス・プレス98('96.03)
9 「楽園の骨」
Twenty Blue Devils(1997)
「楽園の骨」
ハヤカワ文庫ミステリアス・プレス119('97.12)
10 「勘違い」(短編)
−ギデオン・オリヴァーの事例記録から−
A Slight Mistake(1997)
EQ('99.07)
11 「洞窟の骨」
Skeleton Dance(2000)
「洞窟の骨」
ハヤカワ文庫ミステリアス・プレス155('00.12)
12 「骨の島」
Good Blood(2004)
「骨の島」
ハヤカワ・ミステリ文庫('05.10)
13 「水底の骨」
Where There's a Will(2005)
「水底の骨」
ハヤカワ・ミステリ文庫('07.04)
14 「骨の城」
Unnatural Selection(2006)
「骨の城」
ハヤカワ・ミステリ文庫('08.03)
15 「密林の骨」
Little Tiny Teeth(2007)
「密林の骨」
ハヤカワ・ミステリ文庫('08.07)
16 「原始の骨」
Uneasy Relations(2008)
「原始の骨」
ハヤカワ・ミステリ文庫('09.09)
17 「騙す骨」
Skull Duggery(2009)
「騙す骨」
ハヤカワ・ミステリ文庫('10.11)
18 「葡萄園の骨」
Dying on the Vine(2012)
「葡萄園の骨」
ハヤカワ・ミステリ文庫('14.01)
No.13「水底の骨」の事件発生年は、2004年6月。
No.14「骨の城」の事件発生年は、2005年6月。場所は、イギリス、コーンウォール州。
No.16「原始の骨」の事件発生年は、2007年。場所は、スペイン、ジブラルタル。
No.17「騙す骨」の事件発生年は、2008年。場所は、メキシコ。
No.10「勘違い」は、タイトル副題にギデオンの名前があるが本文中に名前は出てこない。
ただし、ジョン・ロウが出てきたり主人公が人類学者なので明らかにギデオンの短編と思われる。
初出誌は、本国版EQMM 1997年11月号。
No.18「葡萄園の骨」の事件発生年は、2011年。場所は、イタリア・トスカーナ地方。

ギデオン・オリヴァー シリーズは、アメリカのABCでTVドラマ化されています。
日本でも「ブラック・ギデオン/N.Y.事件簿・ファイル」(全5巻)としてビデオが
CICビクタービデオ(現 パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン株式会社)より
1990年に発売されました。


参考文献およびパロディ,パスティッシュ
No.著者、編者など作品名及び特集名内容収録誌
1 大嶽秀 著 「スケルトン探偵」 紹介 「昭和の名作名探偵」
小説新潮七月臨時増刊('90.07)
2 上野正彦 著
青木保 著
本山賢司 著
渡辺祥子 著
「古い骨」を読んで
程よさと教養のスケルトン探偵
クリスティーとバグリイをあわせた満足感
クリス・ノーグレン/贋作見破り特技アリ
エッセイ HMM'92年6月号
3 イラスト 門坂流 「古い骨」 イラスト HMM'92年6月号
4 聞き手 ダグラス・G・シンプスン たくらむ頭蓋骨 インタヴュー HMM'92年6月号
5 貝谷郁子 著 女探偵好みの一杯
「呪い!」スケルトン探偵シリーズ
直感推理の妻が飲むメキシカンビール
エッセイ 「GIALLO 2011年 SUMMER No.42」
光文社('11.06)


更新履歴
2005.01.25「古い骨」の収録本にハヤカワ・ミステリ文庫を追加
「Good Blood(2004)」を追加
Amazonへのリンクを追加
2005.05.12「呪い!」の収録本にハヤカワ・ミステリ文庫を追加
2005.11.20「骨の島」を追加
2006.02.13「Where There's A Will」(未訳)を追加
「暗い森」の収録本にハヤカワ・ミステリ文庫を追加
2006.09.16「断崖の骨」の収録本にハヤカワ・ミステリ文庫を追加
2007.05.30「Unnatural Selection」(未訳)「Little Tiny Teeth」(未訳)を追加
「水底の骨」を追加
2008.03.30「骨の城」を追加
2008.08.17「密林の骨」を追加
「Uneasy Relations」(未訳)を追加
2009.10.23「原始の骨」を追加
「Skull Duggery」(未訳)を追加
2010.12.21「騙す骨」を追加
2011.09.05参考文献に「直感推理の妻が飲むメキシカンビール」を追加
2011.11.23「勘違い」を追加
2014.02.15「葡萄園の骨」を追加



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