2014年12月23日

「シャーロック・ホームズ 神の息吹殺人事件」と「黒い蘭」

しばらくブログを書いていませんでしたが、その間に読んだミステリは、「シャーロック・ホームズ 神の息吹殺人事件」と「黒い蘭」です。とりあえずが忘れないように題名だけ記載。 ... 【続きを読む】


2014年08月30日

松谷警部と三鷹の石

平石貴樹・著「松谷警部と三鷹の石」を読みました。これは松谷警部と白石巡査シリーズの2作目です。とても面白かったです。私は、1作目よりもこちらが面白かったです。帯に「犯人は意外な人物ですよ」と書いてあるのですが・・・。意外な人物というより意外な動機という感じ。とにかく面白かったです。白石巡査の個人的な情報が載っていたり更科丹希のその後(今回は、はっきりと名前が載っています。)のことが書かれているのがファンにとっては、うれしかったり悲しかったり。 このシリーズ、このペースで書き続けてほしいです。... 【続きを読む】


2014年08月03日

12番目のカード

12番目のカードを読みました。ジェフリー・ディーヴァー著のリンカーン・ライム シリーズ第六作目「12番目のカード」です。今回も楽しませてくれます。140年前の事件と現在の事件。なんでいつもいろいろなバリエーションでこうも面白く出来るんだろう。すごいなぁ。あとがき読んでいたら「獣たちの庭園」はノンシリーズだがリンカーン・ライムシリーズとの関連が隠されているらしい。気になる。... 【続きを読む】


2014年04月26日

血色の館に来た客

司 凍季・著「血色の館に来た客」15年の時を経て、帰ってきた名探偵一尺屋遙です。そして、これが一尺屋最後の事件!昨年の夏にひっそりと刊行されていたんですね。全然気づいていませんでした。Kindleの電子書籍のみの販売ということで、現時点では一般書店での販売はありません。分量は、それほど無いのでサクッと読めます。ストーリーは「雪の山荘」ものです。初めてちゃんとした電子書籍を読みました。いつも使っているスマホで読んだのですが違和感なく使えました。電子書籍、持ち運びに便利で良いですね。... 【続きを読む】


2014年04月21日

ラン迷宮

久々のブログ更新。ミステリーを読んでいなかったわけではないのですが、久々になってしまいました。ラン迷宮。二階堂蘭子の短編集です。「蘭の家の殺人」は、昔の蘭子に戻ったような感じでした。でも三作目「青い魔物」は、やっぱりまたいつものような感じ。う~ん。... 【続きを読む】


2014年03月16日

サイモン・アークの事件簿V

E・D・ホック著「サイモン・アークの事件簿V」を読みました。収録作品は、以下の通り「闇の塔からの叫び」「呪われた裸女」「炙り殺された男の復讐」「シェイクスピアの直筆原稿」「海から戻ってきたミイラ」「パーク・アヴェニューに住む魔女」「砂漠で洪水を待つ箱船」「怖がらせの鈴」今回も既読は2編のみ。ほとんど初めての作品でとてもうれしい。いろいろな年代の作品なので、その時の状況がいろいろ違っているのも面白い。相変わらずのサイモンアーク、とても楽しめた。創元推理文庫の「サイモン・アークの事件簿」は、この5巻で一区切りということらしい。まだまだ未訳の作品があるのでぜひ残りの作品も出版してほしいものです。(いろいろ難しいんだろけれど・・・。)... 【続きを読む】


2014年02月22日

葡萄園の骨

アーロン・エルキンズ著「葡萄園の骨」事件発生年は、2011年。場所は、イタリア・トスカーナ地方。久しぶりのスケルトン探偵ギデオン・オリヴァーものです。シリーズ17番目の長編です。前作「騙す骨」を読んだのが2010年12月なので3年ぶりです。長かった。今回も骨に関する話が面白かったです。あとシリーズものの特徴なんでしょうが安定したシリーズキャラクターということで安心して読めます。その分、ドキドキしないので一概に良いとは言えませんが・・・。また次回作が出るまでゆっくり待ちます。... 【続きを読む】


2014年02月02日

びっくり館の殺人

  綾辻行人さんの「びっくり館の殺人」を読みました。これは、館シリーズ第8弾。シリーズ初のミステリーランド仕様です。ミステリーランドは児童書風の体裁で子供向けっぽく描かれています。内容も児童書っぼい感じなのでいつもと違った感じですがそれがまた良くて。なかなか面白かったです。サクッと読んじゃいました。あっ、もちろん鹿谷門実も出てきます。追伸>久々のブログになってしまいました。1月中、いろいろ書くこともあったのですが・・・。ついつい怠けてしまいました。... 【続きを読む】


2013年12月29日

インフェルノ

インフェルノ ダン・ブラウン著 を読みました。まぁ、今回も同じでした。ハラハラドキドキ面白かったです。SFっぽいこと書かれてましたね。ロスト・シンボルよりも先に映画化されるとのことです。2015年公開らしい。... 【続きを読む】


2013年11月18日

神津恭介、密室に挑む: 神津恭介傑作セレクション1

高木 彬光・著 神津恭介、密室に挑む: 神津恭介傑作セレクション1 久々に神津恭介シリーズを読みました。面白かったです。やっぱり名作は時代が経っても面白いです。まだまだ読んでいない神津ものは、たくさんあるのでこれからも読んでいかないとなぁ。... 【続きを読む】


2013年11月04日

水のなかの何か

  久々にシャーロット・マクラウドを読みました。「水のなかの何か」シャーロット・マクラウドう~ん、サクッと読みました。... 【続きを読む】


2013年10月22日

松谷警部と目黒の雨

平石貴樹・著「松谷警部と目黒の雨」を読みました。久々の平石貴樹さんの作品です。とても面白かったです。出てくる探偵役は、更科丹希でも山崎千鶴でもなく松谷健介警部と白石以愛巡査になります。なかなか魅力的なキャラクターです。ちなみに作中に更科丹希と思われる人物のことが書かれているのがファンにとっては、ありがたいことです。 ... 【続きを読む】


2013年10月09日

ホームズ鬼譚~異次元の色彩 (The Cthulhu Mythos Files 8)

「ホームズ鬼譚 異次元の色彩」を読みました。これは、1つのクトゥルー作品をテーマに3人の作家が小説、ゲームブックで競作するオマージュ・アンソロジー・シリーズのひとつです。『異次元の色彩』をモチーフにしていてなおかつホームズとも絡んできています。収録作品は、3つ山田正紀 「宇宙からの色の研究」北原尚彦 「バスカヴィル家の怪魔」フーゴ・ハル 「バーナム二世事件」特に「バーナム二世事件」は、ゲームブックの形式になっています。久々にゲームブック読みました。なかなか面白かったです。ゲームブックのシステムってまだまだ進化しそうですね。面白かった。... 【続きを読む】


2013年09月24日

革命の倫敦

ラヴィ・ティドハー著「革命の倫敦」を読みました。ひさびさのSFです。と言ってもハードSFやスペオペではありませんが。内容は、パラレルワールドのヴィクトリア朝時代が舞台になっています。モリアーティやマイクロフトが出てきます。三部作の一作目のせいか、まだまだこれからという感じですがいろいろなネタが盛り込まれていて面白いです。... 【続きを読む】


2013年08月24日

殉教カテリナ車輪

飛鳥部勝則さんの「殉教カテリナ車輪」を読みました。本作は第9回(1998年) 鮎川哲也賞受賞 作品で、当時からずっと読もう読もうと思っていてなかなか機会がなくてやっと今回読みましたwなかなか面白かったです。こんな手もあったかぁ。という感じで、読み終えた後にもう一回読みたくなりました。... 【続きを読む】


2013年07月26日

シャーロック・ホームズたちの冒険

田中啓文・著 「シャーロック・ホームズたちの冒険」を読みました。これは、ホームズやヒトラーなど著名人の名推理が読める短編集です。収録作品は、以下の5編。『スマトラの大ネズミ』事件忠臣蔵の密室名探偵ヒトラー八雲が来た理由mとdいろいろな人が名探偵役になっている短編です。無理やりオチをつけようとしているのか、最初は普通なのに最後に近づくにつれてムムっとした感じになってしまうのがちょっと・・・。... 【続きを読む】


2013年06月22日

写楽 閉じた国の幻

島田荘司さんの「写楽  閉じた国の幻」を読み終わりました。 ハードカバーで出たときからずっと気になっていて読もうと思っていたけれど文庫になってやっと入手。それからまた数ヶ月たってやっと読み始めました。読み始めると、あっと言う間でした。面白かった。いくつか気になったこともあった。あとがきにも書いてあったけれど伏線回収できていないような気がして消化不良。だけど、そんなの関係ないぐらい面白かった。やっぱり写楽の謎は永遠に魅力的なテーマですね。... 【続きを読む】


2013年06月09日

絹の家

本のことを書くの久しぶりかも。アンソニー・ホロヴィッツの「絹の家」を読みました。これは、コナン・ドイル財団公認のシャーロック・ホームズ続編になります。公認と言っても冒頭は他のパスティッシュと一緒で、なぜ今まで発表されなかったかの言い分けですww内容は、本当にネタバレしたくなるぐらい面白かったです。いろいろ言いたいことはあるけれど、突っ込みたくなるけれど、基本的には面白かったです。ホームズが危機になるところなどハラハラドキドキしながら読みました。とりあえず満足です。期待が低かったせいか、実際に読んでみて満足度は高かったです。... 【続きを読む】


2013年04月19日

ラッフルズ・ホームズの冒険

J・K・バングズの「ラッフルズ・ホームズの冒険」を読みました。祖父がラッフルズ、父親がシャーロック・ホームズという名怪盗と名探偵の血を継ぐラッフルズ・ホームズが主人公です。年代的におかしいかなぁとは思いますが、そんな事を気にしないで読める面白い話です。ホームズ色よりラッフルズ色が強いので久々にラッフルズ物を読んでいる感じです。死後の世界で活躍するシャイロック・ホームズも併録されています。ラッフルズ・ホームズシリーズの収録作品は、ラッフルズ・ホームズ氏ご紹介 Introducing Mr. Raffles Holmesドリントン・ルビーの印章事件 The Adventure of the Dorrington Ruby Sealバーリンゲーム夫人のダイヤモンドの胸飾り事件 The Adventure of Mrs. Burlingame's Diamond Stomacherペンダント盗難事件 The Adventure of the Missing Pendants真鍮の引き替え札事件 The Adventure of the Brass Check雇われ強盗事件 The Adventure of the Hired Burglarビリントン・ランド青年の贖罪 The Redemption of Young Billington Randひったくり犯にして厚顔無恥のジムの思い出 The Nostalgia of Nervy... 【続きを読む】


2013年02月17日

帝都衛星軌道

島田荘司・著「帝都衛星軌道」を読みました。久々に島田荘司さんの御手洗シリーズ以外の作品を読みました。この作品は少し不思議な構成になっています。「帝都衛星軌道」と「ジャングルの虫たち」の2作品が収録されているのですが前者を前編後編に分けて後者の前後に挟んだ構成になっています。それぞれの短編に直接のつながりは、ありません。それぞれ面白かったのですが、いろいろ納得いかないなぁという感じの作品でした。う~ん。... 【続きを読む】


2013年01月21日

サイモン・アークの事件簿IV

E・D・ホック著「サイモン・アークの事件簿IV」を読みました。収録作品は、以下の通りNo.2 悪魔の蹄跡No.8 黄泉の国の判事たちNo.11 悪魔がやって来る時間No.13 ドラゴンに殺された女No.28 切り裂きジャックの秘宝No.36 一角獣の娘No.51 ロビン・フッドの幽霊No.56 死なないボクサー既読は2編のみ。ほとんどはじめての作品でとてもうれしい。相変わらずにサイモンアーク、とても楽しめた。... 【続きを読む】


2012年12月21日

暗黒館の殺人

綾辻行人さんの館シリーズ「暗黒館の殺人」を読み終えました。正直な感想として長かったです。面白かったけれど、ちょっと分かりづらかった。う~ん、というのもあった。でも、最後は、おぉ~という感じだった。久しぶりにこのシリーズを読んだせいか館という感じしなかったなぁ。そうそう、この人があの人だったのかというのは、びっくりでした。最後の最後は、いらないかなぁという感じだった。... 【続きを読む】


2012年11月13日

最後の一球

島田荘司さんの御手洗シリーズ(長編)です。シリーズと言っても御手洗さんは、あまり活躍しません。推理しているんだろうけれど、それが紹介されることなく話は進んでいきます。野球の話がメインになっています。私は野球を見ませんが、それでもぐいぐい引き込まれる面白さがあります。次は、もうちょっと大掛かりなトリックが見たいなぁ。... 【続きを読む】


2012年09月27日

ルパン、最後の恋

モーリス・ルブランの「ルパン、最後の恋」を読みました。これは、埋もれていた原稿の中から発見された未発表のルパンシリーズ作品です。70年ぶりの新作、これが本当のルパン最後の作品になります。長編とはなっていますが、ちょっと短め、長めの中篇ぐらいの量です。内容としては、まぁ面白かったけれど奇岩城とかと比べるとちょっと落ちるかな。でもタイトルを考えるとなかなか萌え要素があって面白かったかな。とりあえずルパン好きは必読だと思う。... 【続きを読む】


2012年09月20日

泡坂妻夫「引退公演」

泡坂妻夫さんの「引退公演」を読みました。これは、単行本未収録短編と戯曲が入った最後の短編集になります。ヨギガンジーや亜智一郎シリーズも収録されています。これが最後なんですね。あぁ、悲しい。... 【続きを読む】


2012年09月09日

魔術師

魔術師を読みました。ジェフリー・ディーヴァー著のリンカーン・ライム シリーズ第五作目「魔術師」です。今回も楽しませてくれます。どんでん返しの別バリュエーション。うんうん、本当すごい。面白いなぁ。なんでこんなストーリー思いつくんだろう。安定した面白さに脱帽。... 【続きを読む】


2012年06月09日

オシリスの眼

オースティン・フリーマン著「オシリスの眼」を読みました。なかなかの入手困難な作品でちょっと古い訳だったのですが新訳がROM叢書の第9巻として出版されました。内容なのですが、なかなか魅力的な設定で学者さんが失踪します。突拍子もないハデな解決なのではなく、実に論理的な解決が待っています。キャラクターの魅力に頼らない、地味だけど地道なストーリー。とても面白かったです。ソーンダイク博士の代表作とも言われる作品だけに入手困難が続いていたのは、ちょっと悲しいです。これで入手しやすくなるといいんですけれどね。オススメ作品です。... 【続きを読む】


怪盗ニック対女怪盗サンドラ

エドワード・D・ホックの怪盗ニックシリーズの第四短編集です。これで最後です。あとは、EQやHMMに掲載された作品だけです。この短編集は、怪盗ニックシリーズの中でも“白の女王”こと女怪盗サンドラが登場する作品が掲載されています。収録作品は、「白の女王のメニューを盗め」「図書館の本を盗め」「紙細工の城を盗め」「色褪せた国旗を盗め」「レオポルド警部のバッジを盗め」「禿げた男の櫛を盗め」「蛇使いの籠を盗め」「バースデイ・ケーキのロウソクを盗め」「浴室の体重計を盗め」「ダブル・エレファントを盗め」10作品です。今回もいろいろなものを盗む。バリエーションにとんで面白かったです。... 【続きを読む】


2012年05月20日

アリス・イン・ゴシックランド

南房秀久・著「アリス・イン・ゴシックランド」の三部作を読みました。初めてラノベを読みました。書店でマンガのコーナーにある理由がなんとなく分かりました。読んでいて読みやすく、やっぱり小説というよりマンガという感じですね。内容は面白かったんですけれど、う~ん・・・。こまの作品を読む動機になったのは、「ラノベって読んだこと無かったので読んでみようかなって思ったこと」と「とりあえずホームズの妹とルパンが出てくる」ということでしたが・・・。他にも同時代のいろいろな有名人が出てきましたが、やっぱりなんか・・・。ホームズも最後のほうにチラッと出てきました。... 【続きを読む】


2012年04月29日

英国大使館

2012年4月25日(水)、英国大使館にてシェイクスピアのファースト・フォリオ(1623年)とコナン・ドイルの直筆原稿「スリー・クォーターの失踪」(1904年)を見てきました。一般公開は、200名限定ということで事前に申し込みをしておきました。ドイルの字は、とても几帳面な感じで筆記体で書かれているもののとても読みやすい文字でした。筆記体は、とても汚いというイメージでしたが全然そんなことはなかったです。原稿には「8000words」と鉛筆書きで書かれていました。何文字いくらという感じで出版社が買い取るので原稿の文字数を数えたものがメモ書きされているものだと教えてくれました。これは、ドイルの字か編集者の文字かどちらかなんでしょうね。ファースト・フォリオは、もう400年前のものなのでイメージでは、古文書に近いイメージだったのですが、とてもきれいに製本されていました。あとで綺麗に製本されたのかもしれませんが全然イメージと違っていました。シェイクスピアは1616年に亡くなったので死後出版なんですよね。どちらの原稿も見てとても感動しました。なんかとてもうれしかった。... 【続きを読む】


2012年03月17日

田舎の刑事の動物記

滝田 務雄さんの田舎の刑事シリーズ「田舎の刑事の動物記」を読みました。これは、現在テレビドラマも放送中の黒川鈴木という刑事さんが登場するシリーズです。ちなみに今回読んだのは創元推理文庫版でしたが単行本の「田舎の刑事の闘病記」が改題されたものです。短編集です。収録作品は、田舎の刑事の夏休みの絵日記田舎の刑事の昆虫記田舎の刑事の台湾旅行記田舎の刑事の闘病記田舎の刑事の動物記(『ミステリーズ!』vol.37掲載)田舎の刑事の冬休みの絵日記です。前回同様にとても楽しい作品です。テレビドラマを見ているせいか読んでいて、どうしても黒川さんが頭の中の映像で板尾さんに変換されてしまいますwww本当に面白かったです。推理小説になじみが無い人にもオススメかもしれませんね。... 【続きを読む】


2012年03月11日

シャーロック・ホームズ シャドウゲーム

映画「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」を見てきました。初日です。意外と混んでいました。シャーロッキアンと主演の二人のファン以外は、どんな人たちが見ているんだろう。モリアーティが出てくることは宣伝でも言っていたので知っていたけれど冒頭でいきなり1891年と出たので、あ~という感じでした。ホームズが頭脳派というより肉体派という感じなのは前作と同じで楽しめたのですが、あの人がコロッといなくなったりして、なんかストーリーは、う~んという感じでした。とりあえず笑えるところは、いっぱいあったので面白かったです。・ワトスンの奥さんは、やっぱりホームズからはあんな感じの扱いなんですよね。そこが面白いところかも。・最後は、いらなかったんじゃないかなぁ。三作目は二作目の成績しだいということなのですが大丈夫でしょうか。... 【続きを読む】


2012年02月13日

鮫島の貌

鮫島の貌 大沢在昌・著「鮫島の貌」を読みました。これは新宿鮫の初短編集です。いつか出るだろうと思っていましたがとうとう出版されました。収録作品は、以下の10篇。「区立花園公園」「夜風」「似た者どうし」「亡霊」「雷鳴」「幼な馴染み」「再会」「水仙」「五十階で待つ」「霊園の男」収録作品はバラエティにとんだものです。初の短編「雷鳴」は、もともと朗読会で朗読されたものだし、「こち亀」や「エンジェル・ハート」(シティ・ハンター?)とのクロス・オーバーなんかもあります。鮫島が新宿に来て間もないころの話なんかもあってなかなか楽しいものです。ちなみに、この短編集の収録順は出版順じゃありません。たぶん作品の時系列順に並んでいるみたいですね。長編とは違った楽しみがあって面白いです。... 【続きを読む】


2012年01月28日

キングを探せ

法月 綸太郎さんの「キングを探せ」を読みました。これは作者と同名の名探偵 法月綸太郎が主人公の長編ミステリーです。久々の長編。今回も面白かったです。4人による交換殺人を書いたものなんだけど、単純な話ではない。後半は、もう手に汗握るというか頭がこんがらがってくるくらいの頭脳戦。めちゃめちゃ面白かった。よくこんなもの書けるなってくらいの面白さ。頭の中を見たい。最後の言葉にもビックリ。もし、これから読むのであれば是非メモを用意してドンドン書き込みながら読んでいくのをオススメします。本当にすごいです。... 【続きを読む】


2011年11月20日

邪馬台-蓮丈那智フィールドファイルIV-

邪馬台-蓮丈那智フィールドファイルIV-北森鴻さんの邪馬台を読みました。これは、連載時「鏡連殺」という名前で掲載されていたものです。作者急逝のため途中で終わっていた作品ですが、浅野里沙子さんという作家さんが後を引き継いで簡潔した作品になっています。なお、北森さんの原稿は、321ページまでです。連載時には、病室に謎の男が訪ねてきて終わっていたのでいったい誰だったんだろうという感じだったのですが無事に完結した作品を読めて良かったです。これが北森さん最後の新刊なんですね。悲しいけれどとても楽しく読ませてもらいました。壮大な内容でとても良かったです。鏡連殺については、こちらにも書いています。... 【続きを読む】


2011年10月06日

石の猿

石の猿を読みました。ジェフリー・ディーヴァー著のリンカーン・ライム シリーズ第四作目「石の猿」です。今回もまた違ったシチュエーションで事件が発生します。最後は、どうなるかなぁと思っていたら納得の解決。やっぱりすごいなぁ。面白い。... 【続きを読む】


2011年08月06日

ライヘンバッハの奇跡

ジョン・R・キング著「ライヘンバッハの奇跡」を読みました。この作品には、なんと名探偵ホームズと幽霊狩人カーナッキの二大探偵が登場します。ベースになっているのは、ホームズの「最後の事件」。ここに若きカーナッキが登場します。もちろん「最後の事件」なのであの教授も登場です。読んでみての感想。どっちも、らしくないなぁ。まぁ、面白いといえば面白いんだけど・・・。推理小説ではないし、SFやファンタジーという感じでもないしなぁ。でも、そんなことを期待して読んじゃダメなんだよなぁ。とりあえずカーナッキ関係の本が読めたのは、うれしいね。ホームズのパロディ・パスティッシュは、いろいろあるけれどカーナッキの本は、ほとんどないからね。... 【続きを読む】


2011年07月18日

溺れる人魚

島田荘司・著「溺れる人魚」一応、御手洗シリーズかな4つの短編が収録されています。以下簡単な解説。ネタバレ注意。『溺れる人魚』・・・キヨシの名前が何回か出てくるがストーリーとは関係なし。殺人事件の謎が解かれるので収録されている中では一番オーソドックスな推理小説っぽいかな。 『人魚兵器』・・・キヨシ登場。ナチスおこなった実験をキヨシが調査する話。 『耳の光る児』・・・キヨシ登場。異なる場所で生まれた4人の児童の耳が光るなぞを調査する話。 『海と毒薬』・・・石岡くんと御手洗の名前は出てくるが直接のストーリーとは関係なし。石岡くんの元に届いた女性からの手紙を御手洗におくるという形で、その女性の手紙が紹介される。「異邦の騎士」と少し関係あり。なんか面白くて大事な話という感じなんだけど推理小説っぽくはなかったなぁ。... 【続きを読む】


2011年07月04日

絆回廊 新宿鮫X

久々の新宿鮫シリーズ「新宿鮫X 絆回廊」を読みました。前作もある程度の区切りがついたと思っていましたが、今作もかなり大きな出来事があり、これで一区切りという感じがしました。ですが、鮫島にとって希望的な部分も見えてきます。続きがあるのかどうか気になるところですが早く続きを読みたい、これからどうなるんだろう。ちなみに私は、出版記念サイン会に行ってサインをもらってきました。読み終わった瞬間、じっとこのサインを見つめてしまいました。... 【続きを読む】


2011年06月03日

メルカトルかく語りき

麻耶雄嵩・著「メルカトルかく語りき」を読みました。5月に出た本なのでもう何週間か前なのですが、ここに書き忘れていたので書いておきます。これは、ご存知悪徳銘探偵のメルカトル鮎が登場する短編5つが収録された短編集です。収録作品は、以下のとおり「死人を起こす」「九州旅行」「収束」「答えのない絵本」「密室荘」それぞれメルカトル鮎の悪徳ぶりが楽しめます。作品自体のトリックも目を見張るものがあります。特に最後の二編、これは何とも言えないものがあります。う~ん、良いんだろうか。きっと他の作者が同じ事をやったらいろいろと問題になるんでしょうね。メルカトル鮎だからこそ出来るんですね。ちなみに雑誌掲載時は、先に「答えのない絵本」が発表されてその後に「死人を起こす」「九州旅行」「収束」の三編がそれぞれ「メルカトルかく語りき」の第一篇・第二篇・最終篇として発表されました。内容的に揃った「答えのない絵本」と書き下ろしの「密室荘」を併せたということなんでしょうか。メルカトル鮎の他の作品は、こちらにまとめてあります。「メルカトル鮎の事件簿」... 【続きを読む】


2011年04月21日

怪盗ニックの事件簿

怪盗ニックの事件簿を読みました。エドワード・D・ホックの怪盗ニックシリーズの第三短編集です。収録作品は、「おもちゃのネズミ」「劇場切符の謎」「笑うライオン像」「七羽の大鴉」「マフィアの虎猫」「ポスターを盗め」「家族ポートレート」「昨日の新聞」「銀行家の灰皿」「石鹸を盗め」10作品です。今回も小粒でなかなかひねりの効いた作品ぞろいです。面白かった。... 【続きを読む】


2011年04月18日

UFO大通り

島田荘司さんの御手洗潔シリーズの中短編集「UFO大通り」です。「UFO大通り」「傘を折る女」の二作収録されています。御手洗シリーズは面白い。でも、続けて読んでいるとちょっと食傷気味になってくるかも。「UFO大通り」は、御手洗さんと石岡くんが一緒に横浜に住んでいる頃のお話です。う~ん、あまり納得がいかない部分もあるけれど・・・。とりあえず面白かった。「傘を折る女」は、こちらも御手洗さんと石岡くんが一緒に横浜に住んでいる頃のお話です。読んでいて、こう進むのかって思っていたらいきなりの展開。えーって感じです。でもこんな偶然が・・・。とりあえず御手洗の推理は、やっぱり面白いです。... 【続きを読む】


2011年04月10日

上高地の切り裂きジャック

島田荘司さんの御手洗潔シリーズの中短編集です。「上高地の切り裂きジャック」「山手の幽霊」の二作収録されています。やっぱり御手洗シリーズは面白いなぁ。「上高地の切り裂きジャック」は、御手洗さんが海外にいて石岡くんが事件の内容を知らせるという話なのでいつも通り電話での登場となります。事件そのものは、猟奇的な不可能犯罪となっています。解決は見事です。「山手の幽霊」は、まだ御手洗さんが横浜にいて石岡くんと一緒に住んでいるころの話です。御手洗さんがたっぷり出てきます。謎は、かなり魅力的です。解決は納得いくもののちょっと強引な部分も感じます。でも、不可解な謎が解けていくのは、とても気持ちよいものです。... 【続きを読む】


2011年04月09日

最後のディナー

御手洗潔シリーズの短編集です。「里美上京」「大根奇聞」「最後のディナー」の三作収録されています。御手洗潔シリーズと言っても「里美上京」には登場しませんし、「大根奇聞」「最後のディナー」の時は、海外に行っているので電話で少し出てくるだけです。とは言ってもこれらはまぎれもなく御手洗シリーズです。作品は小粒ですがとても面白かったです。... 【続きを読む】


2011年03月25日

群集の悪魔

笠井潔の「群集の悪魔」を読みました。ポーのオーギュスト・デュパンが登場する長編ミステリーです。なかなかに難解というか名前に馴染みがなく、ちょっと読みづらかった。いろいろ有名な人物が出てきます。シャルルがあの人だったとは、考えもしなかった。... 【続きを読む】


2011年02月25日

メビウス・レター

北森鴻さんの「メビウス・レター」を読みました。これは、ノン・シリーズですが『狐罠』に登場した練馬署の犬猿コンビが登場します。作品の内容は、かなりトリッキーです。面白かったですが、ちょっと納得いかない所もありますね。愛川晶のあとがきを今、読むとなんか泣けます。作品に合わせたものなんでしょうけれど・・・。... 【続きを読む】


2011年02月17日

フクロウが多すぎる

シャーロット・マクラウドのピーター・シャンディ教授シリーズ「フクロウが多すぎる」を読みました。1年ぶり久々にこのシリーズを読みました。サクっと読める感じです。... 【続きを読む】


2011年01月31日

鏡連殺

鏡連殺---北森鴻・著小説新潮 2008年10月号~2010年2月号平成22年1月25日に48歳で急逝したミステリー作家、北森鴻氏の作品です。 ただし、連載17回で中断しています。話によるとあと3~4回で終わるところだったみたいです。実際に読んでみると、かなり終盤という感じのところで終わっています。途中で終わってしまってとても残念です。北森さんもきっと悔しかっでしょうね。聞いたところでは、別の方が続きを書くらしいです。(愛川 晶さんあたりが書いてくれるのが望ましいと思う)とても面白い作品なので続きを書くのは、かなりのプレッシャーだと思いますがその人にはがんばって欲しいです。さて、内容ですが蓮杖那智シリーズ初の長編です。蓮丈那智フィールドファイルⅣです。冬狐堂の「狐闇」続編とも言うべき作品で宇佐見陶子も絡んできます。「雅蘭堂・越名集治」が重要な役割で登場とます。それともし、これから読む人がいたらぜひ小説新潮 2010年4月号に掲載された「愛川 晶/北森鴻さんと『鏡連殺』」も読んで欲しいです。これを続きで読んで私は泣きそうになりました。「蓮丈那智の事件簿」についてまとめました。... 【続きを読む】


2010年12月21日

騙す骨

スケルトン探偵ギデオン・オリヴァー・シリーズの16番目の長編です。今回はメキシコが舞台です。アーロン・エルキンズ著「騙す骨」今回もいろいろな骨がでてきます。骨に関する話が面白いです。今回のうんちくもなかなかでした。安定した内容です。これといったすごい話ではありませんがとても面白いです。あとがきによると次回作は、まだ本国でも出ていないとのこと、残念だなぁ。... 【続きを読む】


2010年11月23日

新・新本格もどき

新・新本格もどきを読みました。これは、霧舎巧さんの新本格もどきの第二弾です。もともと名探偵もどき(都筑 道夫)を新本格でやったらというところから来ているのですが、名探偵もどきのように一編一編が完全に独立しているわけではなく、連作短編になっています。いろいろな作家さんをもどいています。その作家さんの作品を読んでいないとあまり楽しめない部分があるので万人向けではないかもしれません。... 【続きを読む】


2010年11月21日

二壜の調味料

ロード・ダンセイニの二壜の調味料を読みました。これは探偵リンリーが活躍するシリーズ短篇9篇を含む全26篇を収録しています。表題になっている「二壜の調味料」は、江戸川乱歩が「奇妙な味」の代表作と評した作品です。実際に読んでみると、確かに奇妙な味という言葉の意味が分かります。かなり最後の一言にインパクトがあります。「えっ・・・」という感じです。トリックは分かるんですよ。でも最後の一言が・・・。う~ん、あまりに強烈すぎて、正直言って他に収録されている作品があまり印象に残っていません。収録されているのは推理小説だけではありません。一つ一つが結構みじかいのでサクッと読めちゃいます。とにかく表題作だけでも読む価値ありです。... 【続きを読む】


2010年11月20日

怪盗ニックを盗め

怪盗ニックを盗めを読みました。エドワード・D・ホックの怪盗ニックシリーズの第二短編集です。シャーロッキアンにはおなじみ(?)の「シャーロック・ホームズのスリッパ」が収録されています。いろいろなシチュエーションで価値のないものを盗んでいくニックの活躍は、とても楽しいです。息抜きに読むのにちょうど良い感じ。とても面白いです。... 【続きを読む】


2010年11月03日

殺す手紙

ポール・アルテの「殺す手紙」を読みました。アルテの新作は、1年9ヶ月ぶり。でも、ツイスト博士シリーズではありませんでした。ちょっと残念。今回は、ノンシリーズ作品、しかもいつものアルテとは違った感じの巻き込まれ型サスペンス。不可思議な状況が解き明かされのは、ちょっと良い感じ。でも、やっぱりツイスト博士が読みたいなぁ。... 【続きを読む】


2010年10月30日

カーデュラ探偵社

ジャック・リッチーの「カーデュラ探偵社」を読みました。カーデュラ・シリーズの全8編とノン・シリーズ5編が収録された短編集です。まさか、カーデュラ・シリーズがまとめられるとは、思ってもみなかったです。まとめて読めるなんていいですね。カーデュラを初めて読んだのは、ミステリマガジンに収録されたものだったから、今からもう20年以上前になります。今、読んでも面白いですね。ノン・シリーズの5編の方も味があっていいです。さすが短編の名手。ちょっと長編に読み飽きたときに最適。... 【続きを読む】


悪魔の設計図

また横溝正史を読みました。悪魔の設計図です。これも、由利先生シリーズの作品集になります。収録されているのは、「悪魔の設計図」「石膏美人」「獣人」の3編。「悪魔の設計図」は、由利先生と三津木くんが東奔西走します。異母三姉妹と養子が出てきたりと一族の血筋での惨劇が描かれます。金田一ものに近い感じかな。「石膏美人」は、由利シリーズの第一作目です。(掲載開始は、「白蝋変化」の方が先だが、こちらの方が先に完結したから)由利先生は、いったい何故あのサーカス団にいたんだろう。初登場時には、由利先生の暗い影が感じられて、そこにこれから始まる長大な由利先生シリーズを予感させます。話としては、けっこう悲しい感じです。何か救いがないなぁ。「獣人」は、若き日の由利先生が登場します。なんだかちょっと由利先生といい感じの女性も登場したりします。作品としては、ジュブナイルに近い感じというかジュブナイルなんじゃないかな。三津木くんは出てきません。... 【続きを読む】


2010年10月17日

花髑髏

横溝正史の花髑髏を読みました。これは、由利先生シリーズの作品集になります。収録されているのは、「白蝋変化」「焙烙の刑」「花髑髏」の3編。「白蝋変化」は、ちょっと長めで中篇という感じ。由利先生と三津木君が登場するのは、かなり後半。しかもストーリーとはあまり絡んできません。すごい話でした。最後に救いがあって良かった。「焙烙の刑」も面白かったです。これにも由利先生と三津木君が登場。「花髑髏」は、おそろしいトリックが使われる。怖いなぁ。由利先生と三津木君のほかに等々力警部が少しだけ登場。久々に横溝正史作品を読みました。しかも由利先生ものは初めてでした。思っていたより面白かったです。金田一耕助に人気が出ちゃって、由利先生はあまりメジャーじゃないので、それほど面白くないのかなぁと勝手に思っていましたが、そんな事なかったです。これから由利先生シリーズも読んでいこうと思います。オススメです。... 【続きを読む】


2010年10月02日

瑠璃の契り

北森鴻さんの「瑠璃の契り」を読みました。これは、旗師・冬狐堂の宇佐見陶子シリーズ第四作目(短編集)になります。収録作品は、・倣雛心中    『オール讀物』2004年03月号掲載 ・苦い狐    『オール讀物』2003年07月号掲載 ・瑠璃の契り(「瑠璃の契」を改題) 『オール讀物』2003年11月号掲載 ・黒髪のクピド    『オール讀物』2004年08・09月号掲載 です。どれを読んでもとても面白いです。ほんとオススメです。冬狐堂シリーズは、「狐罠」「狐闇」「緋友禅」「瑠璃の契り」の4冊。今回読んだ「瑠璃の契り」で終了。宇佐見陶子さんに会えるのは、あと鏡連殺だけかぁ。... 【続きを読む】


2010年09月23日

写楽・考

北森鴻さんの「写楽・考」を読みました。これは、蓮杖那智フィールドファイルIIIということで民俗学者・蓮杖那智シリーズ第三作目に位置している短編集です。蓮杖那智の作品集は、これで最後。(悲)あとは短編二つと長編(途中まで)一つを残すのみ・・・。「写楽・考」の収録作品は以下の4編です。・憑代忌    『小説新潮』2003年10月号掲載 ・湖底祀    『小説新潮』2004年2月号掲載 ・棄神祭 (「棄神火」を改題) 『小説新潮』2004年4月号掲載 ・写楽・考(「黒絵師」を改題) 『小説新潮』2004年12月号掲載 面白かったです。とくに「写楽・考」は、中篇といえるぐらいの長さで特に面白かったです。他のシリーズキャラクタも登場します。そうそう、狐目の教務の男の名前が判明します。それと彼の役割がどんどん大きくなってきます。あぁ、本当にこれからって感じなのに・・・。もう新しい作品が読めないなんて本当に悲しい。... 【続きを読む】


2010年09月16日

香菜里屋を知っていますか

北森鴻さんの「香菜里屋を知っていますか」を読みました。これは、三軒茶屋の路地裏にあるビアバー香菜里屋シリーズ第四作目(短編集)です。シリーズ最終巻になります。収録作品は、・ラストマティーニ・プレジール・背表紙の友・終幕の風景・香菜里屋を知っていますかの5作です。いよいよ最終巻ということでビアバー香菜里屋ともサヨナラです。実際にあるかのようなお店、一度行ってみたかったお店。もう読めないかと思うととても寂しいです。最後の作品は、単庫本書き下ろしということです。他のシリーズキャラクタが登場します。なつかしい顔ぶれにも会えるのでちょっとうれしいですが、やっぱり最終巻ということでさみしいです。... 【続きを読む】


2010年09月09日

「テロリストのパラソル」に出てくるホットドッグ

ずっとブログに書こうと思っていて書いていなかったことなんですけれど、「テロリストのパラソル」に出てくるホットドッグについてです。「テロリストのパラソル」を読んだのはもう10年以上も前のことです。面白かったことは覚えているけれどストーリーは、結構忘れています。でも、忘れられないのが作中に出てくるホットドッグ。これがおいしそうでレシピも載っていたので(作中でちょっと作り方が説明される)読み終わってからしばらくの間は、よく作っていました。(実際においしかったです。)特徴的なのが、ソーセージと一緒に挟むカレー粉でいためられたキャベツ。これによって美味しさ倍増という感じです。で、これって作者のオリジナルレシピなのかとずっと思っていました。それがなんと先日(と言っても4月ごろだけど)のケンミンショーでやっていたんです。大阪では、ホットドッグにカレー粉でいためたキャベツを入れるのが普通らしいです。知らなかったです。10年以上前に読んだ作品に出てきたレシピにまた会えるなんてちょっとうれしいです。あっ、ホットドッグ食べたくなってきた。... 【続きを読む】


2010年09月06日

顔のない男

北森鴻さんの顔のない男を読みました。ノンシリーズの連作短編です。短編というか長編なんだろうか。最後は、あっと驚くどんでん返し。蓮杖那智や冬狐堂みたいなキャラは、登場していないけれど面白かったです。北森鴻さんの作品にハズレは無いなぁ。... 【続きを読む】


2010年08月26日

螢坂

北森鴻さんの「螢坂」を読みました。これは、三軒茶屋の路地裏にあるビアバー香菜里屋シリーズ第三作目(短編集)です。収録作品は、「螢坂」「猫に恩返し」「雪待人」「双貌」「孤拳」の5作です。三作目ということで登場人物たちに落ち着きを感じます。それぞれとても面白かったです。面白くてあっという間に読み終えてしまいました。満足・満足。... 【続きを読む】


2010年08月24日

虚栄の肖像

北森鴻さんの「虚栄の肖像」を読みました。絵画修復師・佐月恭壱が主人公の第二短編集です。・虚栄の肖像 『別冊文藝春秋』2007年05・07・09月号掲載 ・葡萄と乳房 『別冊文藝春秋』2008年01・03・05月号掲載 ・秘画師遺聞 書き下ろしの三編が収録されています。どれも面白いです。いろいろな美術ネタがあって面白い。第一短編集に出てきた謎の女性の正体が少し分かります。(?)ネタばれになるのであまり書きませんが(そうは言ってもストーリーとはあまり関係ないかも)ここから下は、これからこの作品を読む人は、見ないでください。... 【続きを読む】


2010年08月23日

緋友禅

北森鴻さんの「緋友禅」を読みました。これは、旗師・冬狐堂の宇佐見陶子シリーズ第三作目(短編集)になります。収録作品は、・陶鬼   『オール讀物』2001年07月号掲載 ・「永久笑み」の少女 『オール讀物』2001年12月号掲載 ・緋友禅  『オール讀物』2002年05月号掲載 ・奇縁円空  『別冊文藝春秋』2002年09・11月号掲載 です。冬狐堂シリーズ初の短編です。それぞれとても面白いです。以前の作品に出てきたキャラクターも出てきます。雅蘭堂の越名集治の名前も出てきます。短編だけど一編一編の内容がとても濃いです。本当に面白い短編という感じです。... 【続きを読む】


エンプティー・チェア

エンプティー・チェアを読みました。ジェフリー・ディーヴァー著のリンカーン・ライム シリーズ第三作目「エンプティー・チェア」です。シリーズ三作目となるとマンネリ化してくるかなと思っていたら今までとまったく違うシチュエーションで事件が絡んできます。途中であれっ話が終わっちゃうと思ったところでとんでもないことが起こってどんどん話が進んでいきます。本当に最後まで飽きさせません。すごいなぁ。メチャメチャ面白かったです。... 【続きを読む】


桜宵

北森鴻さんの「桜宵」を読みました。これは、香菜里屋シリーズ第二作目(短編集)に位置しています。収録作品は、「十五周年」「桜宵」「犬のお告げ」「旅人の真実」「約束」の5作品です。どれを読んでもとても面白いです。一作目は、顔合わせという感じで、まだなじめなかったですが二作目になってきてとても面白く感じました。ちなみに「桜宵」の中で蓮杖那智さんがこのお店の常連だとうかがわせるセリフがでてきます。... 【続きを読む】


2010年07月26日

触身仏

北森鴻さんの「触身仏」を読みました。これは、蓮杖那智フィールドファイルIIということで民俗学者・蓮杖那智シリーズ第二作目に位置している短編集です。収録作品は以下の5編です。・秘供養(ひくよう)   『小説新潮』2001年3月号掲載 ・大黒闇(だいこくやみ) 『小説新潮』2001年6月号掲載 ・死満瓊(しみつるたま)  『小説新潮』2001年10月号掲載 ・触身仏(しょくしんぶつ)  『小説新潮』2002年2月号掲載 ・御蔭講(おかげこう)   『小説新潮』2002年8月号掲載 どれも面白いです。今回は、狐目の教務についても少しだけ秘密が明かされます。ちなみに「死満瓊」には香菜里屋らしきビアバーが出てきます。(こういうクロス・オーバーは、とても楽しいですね。)あと短編集が一つと未収録の短編が2つしか残っていないと思うとちょっと悲しいです。もったいなくて残りが読めなくなりそうです。... 【続きを読む】


狐闇

北森鴻さんの「狐闇」を読みました。これは、一応旗師・冬狐堂の宇佐見陶子シリーズ第二作目に位置していますが登場人物には、北森鴻さんの作品に主人公として出てくる人が何人も登場します。民俗学者・蓮杖那智や骨董業者・越名集治が陶子と一緒に事件を解決します。その他三軒茶屋のビアバー「香菜里屋」なんかも出てきます。ストーリー自体も面白いのですが(結構重い話かも)、北森キャラが多数出てくるので出来れば「狐罠」以外にも「凶笑面」「孔雀狂想曲」なども読んでおくとよりいっそう楽しめます。ちなみに蓮杖那智シリーズの「凶笑面」に収録されている「双死神」は、この「狐闇」事件の一部分を内藤ミクニの目から見た作品になっているのでぜひこちらも読んでみてください。... 【続きを読む】


怪盗ニック登場

怪盗ニック登場を読みました。ご存知エドワード・D・ホックの怪盗ニックシリーズの第一短編集です。今まで怪盗ニックはミステリ・マガジンに掲載されたものを読んでいただけでまとめて読むのは、初めてでした。やっぱりホックは、すごいですね。一つ一つはそれほどすごくないかもしれませんが、短編の名手と言われるだけあってとても面白いです。クオリティ高い。第四短編集まであるので他のも読まないとね。... 【続きを読む】


2010年06月11日

深淵のガランス

絵画修復師・佐月恭壱が主人公の中・短編集です。「深淵のガランス」「血色夢」「凍月」の三編が収録されています。とても格好いい主人公でなんでも完璧という感じ。なにやら謎な女性も出てくるし、その人が蓮杖那智とも知り合いらしいし細かいところで何かワクワクします。... 【続きを読む】


2010年06月04日

孔雀狂想曲

下北沢にある骨董屋・雅蘭堂の越名集治が主人公の短編集です。北森鴻さんの作品は、いろいろなものがありますがこの短編集はとても読後感の良いものです。とても楽しめました。越名集治さんが主人公の短編は、あまり無いようですが他のシリーズ作品に登場してくるようです。まだ未読の作品に出てくると考えるとちょっと楽しみです。... 【続きを読む】


2010年06月02日

アガサ・クリスティー展

一人でアガサ・クリスティー展に行ってきた。 これで1300円は、ちょっと高いかなぁという気がした。 とりあえず推理小説マニアとしては行くけれど、う~ん。 お金ないのに ついついクリアファイルとか買ってしまった。 ポアロのカーテンは、読みたいけれど読めない、読みたくない。 悩む。... 【続きを読む】


2010年05月29日

花の下にて春死なむ

三軒茶屋の路地裏にあるビアバー香菜里屋シリーズの第一短編集6個の短編が収録された連作短編集になっています。・花の下にて春死なむ・家族写真・終の棲み家・殺人者の赤い手・七皿は多すぎる・魚の交わり第52回日本推理作家協会賞短編および連作短編集部門受賞作です。面白かったです。連作と言うことですが、それほど個々の作品につながりを感じないので純粋に短編としても楽しめます。... 【続きを読む】


2010年05月19日

狐罠

北森鴻さんの旗師・冬狐堂の宇佐見陶子シリーズ第一作目です。面白かったです。店舗を持たない美術商である「旗師」の女性が主人公の「古美術」ミステリーです。蓮丈那智シリーズの「双死神」という作品に登場したのを読んで興味を持ってこの作品を読みました。面白かったと同時に古美術の世界って怖いなぁと思いました。一気に読めてしまう感じでとても良かったです。... 【続きを読む】


2010年05月09日

凶笑面

凶笑面 北森鴻・著今年の一月に逝去された北森鴻氏の蓮杖那智シリーズの第一短編集を読みました。実は北森氏の名前は、デビュー当時から知っていたのですがいつか読もうと思っていて、そのままになっていて今回初めて読みました。今まで読ま無かったなんて何てもったい無かったんだと思いました。すごい面白かったです。このシリーズだけでなく他のシリーズも読みたくなりました。(というかいろいろな北森作品をもう買ってきました。)改めて優秀な才能の作家さんが亡くなったことを残念に思います。... 【続きを読む】


2010年05月04日

マウストラップ~ねずみとり~

昨日、俳優座劇場で「マウストラップ~ねずみとり~」というお芝居を見てきました。 これは、アガサ・クリスティが原作で世界演劇史上最長ロングラン公演 をしているミステリーです。 作=アガサ・クリスティー 演出=大和田伸也 翻訳=鳴海四郎 出演:綱島郷太郎 内海光司 舞風りら 倉石功 こぐれ修 北嶋麻実 照井裕隆 榛名由梨 他 大和田伸也さんは声だけ出演していました。 内容なんですが実にアガサ・クリスティーっぽい感じで面白かったです。 ロングラン公演というのも良く分かります。 ただあまりにアガサっぽいので途中で犯人が分かっちゃいました。 (もしこれが原作本だったら分からないかもしれない) なんだかアガサ・クリスティをまた読みたくなってきました。 あと、光GENJIだった内海光司さんは今でも若くて格好いいですねぇ。... 【続きを読む】


2010年04月04日

ロスト・シンボル

ダン・ブラウン(Dan Brown)のロバート・ラングドン(Robert Langdon)シリーズ第三弾「ロスト・シンボル」を読みました。まず、原作が出版されるのを待ちに待って次に邦訳が出るのを待ちに待っていました。面白かったです。まあ、相変わらずといえば相変わらずなんですけれどストーリーテリングの巧みさは本当にすごいです。今度はフリーメイソンの謎に迫ります。ちなみに暗号は、はっきり言って簡単なものばかりでした。紙と鉛筆があれば簡単に解けちゃうだろうなぁというものばかりでした。(でも、ラングドン教授は、紙と鉛筆でゆっくり解いていたわけではないからすごいんでしょうね)映画化されるみたいだし見に行っちゃうだろうなぁ。そういえば、もう各種ロスト・シンボル解読本が日本でも出ているんですね。アマゾンでロスト・シンボルと検索するといろいろ出てきます。... 【続きを読む】


2010年02月26日

シャーロック・ホームズ最後の解決

マイケル・シェイボン著「シャーロック・ホームズ最後の解決」を読みました。本作には89歳の老いたホームズが出てきます。本編中にはホームズの名前は出てきませんが確かにホームズです。でもその姿には老いが感じられ、少し寂しい感じもします。ミステリとしては何かすごいトリックがあるというものではありませんが、ホームズが好きという人にとっては心に残る作品になると思います。... 【続きを読む】


2010年02月17日

シャーロック・ホームズに愛をこめて

「シャーロック・ホームズに愛をこめて」(光文社文庫)を読みました。これは、日本人作家が描いたホームズ短編集です。収録されているのは、山田風太郎・著 「黄色い下宿人」夢枕獏・著         「踊るお人形」星新一・著         「シャーロック・ホームズの内幕」北原尚彦・著     「ワトスン博士の内幕」木々高太郎・著 「死の乳母」深町眞理子・著 「シャーシー・トゥームズの悪夢」柄刀一・著         「緋色の紛糾」加納一朗・著     「ダンシング・ロブスターの謎」田中啓文・著     「『スマトラの大ネズミ』事件」すでに読んだことがある作品もあれば初めて読む作品もありました。中には何だこれという作品もありましたがほとんどが面白い作品でした。なかでも加納一朗さんのホック氏シリーズは、まだまだ読みたい作品の一つです。... 【続きを読む】


2010年01月31日

風見大追跡

シャーロット・マクラウドのピーター・シャンディ教授シリーズ「風見大追跡」を読みました。久々にこのシリーズを読みました。これはコージーミステリと呼ばれるジャンルで、楽しんで読めます。... 【続きを読む】


2009年12月30日

名探偵モンク

名探偵モンクの小説版を読みました。テレビ版とのキャラクターの性格などの違いはほとんどありませんが、小説版の方がもっとモンクの心理的な部分を深く掘り下げて描写している感じがします。(モンクがかなりお金に対して執着があるという部分がちょっと気になりましたが、よく考えるとTVでもそういう部分が描かれていますね。)TV版が好きな人は、小説を読んでもきっと楽しめることと思います。ちなみに小説は、二代目アシスタントであるナタリーの目線で書かれています。現在のところ邦訳は二冊しか出ていませんが本国ではもっと書かれているようです。なかには、シャローナとナタリーが出てくる作品もあるようです。(シャローナの夫が容疑者になっていてモンクに助けを求めてくるという話)もっと邦訳を出してくれないですかねぇ。... 【続きを読む】


2009年11月14日

私の大好きな探偵 仁木兄妹の事件簿

「私の大好きな探偵 仁木兄妹の事件簿」仁木悦子・著を読みました。これは、仁木兄妹の短編が5編収録された文庫本です。特に「みどりの香炉」は、雑誌に掲載されてから書籍に収録されるのは初めてと言うことです。私もこの短編は初めて知りました。この情報を合わせて「仁木 悦子・雄太郎」の事件簿を更新しました。久しぶりに読んだ仁木悦子さんの作品。なんだかやっぱり良かったです。仁木兄妹以外の作品はあまり読んでいないので他の作品も読んでみようかなぁ。... 【続きを読む】


2009年11月12日

田舎の刑事の趣味とお仕事

「田舎の刑事の趣味とお仕事」 滝田務雄・著前から気になっていたのですが文庫本になったので読みました。短編集なのですが、タイトルにもなっている作品は第3回ミステリーズ!新人賞受賞作品です。5編収録されていて、それぞれがなんとなくほんわかした感じで登場人物たちもとてもユニークで面白い作品になっています。とても面白かったです。あまりハードではないので推理小説の初心者にとてもオススメできます。... 【続きを読む】


2009年11月04日

大乱歩展

大乱歩展に行ってきました。場所は、横浜・港の見える丘公園にある神奈川近代文学館。あまり展示品もないだろうと思って行ったのですがそんなことは無くすごいボリュームでした。展示品数は、かなりあってなんだか乱歩さんの几帳面な部分を垣間見たような感じです。乱歩さんが書いた書簡や蔵書などが展示されていました。変わったものでは海外で紹介された乱歩作品なんかもありました。藤子不二夫さんが書いた二十面相のマンガなんてもありました。(読んでみたい)全て見るのに3時間ぐらいかかりました。本当に乱歩さんはすごい人ですね。そうそう戸板康二さんに書いた手紙も二通ほど展示されていました。この人のおかげで今の推理小説があるんですよね。最後に「うつし世は夢、夜の夢こそまこと」と書かれた一筆せんを買ってきました。(蔵の絵が書かれた一筆せんも買ってくれば良かったかな )帰りに中華街によってお茶してきました。これも楽しかった。... 【続きを読む】


2009年10月22日

原始の骨

スケルトン探偵ギデオン・オリヴァー・シリーズの15番目の長編です。今回はスペインのジブラルタルが舞台です。アーロン・エルキンズ著「原始の骨」今回も骨に関するうんちくや推理がいろいろと出てきます(でも、ちょっと少なかったかなぁ。)とりあえずストーリーとしては面白かったです。すごいトリックというものは出てきませんが殺人を証明して事件を解決するまでの過程が面白いです。あとがきによると次回作のSkull Duggeryは、2009年9月刊行らしいです(もう出てるんだろうなぁ)。... 【続きを読む】


2009年10月03日

悪魔の涙

悪魔の涙を読みました。これは、ジェフリー・ディーヴァーの作品でパーカー・キンケイドという文書検査士が主人公の作品です。リンカーン・ライムも電話という形でカメオ出演しています。あとがきを読むとパーカー・キンケイドを主役で続編を書きたいということらしいですが現在のところパーカーが主役の作品は、これ以降ないです。でも、リンカーン・ライム シリーズの「魔術師」「12番目のカード」にカメオ出演しているらしいです。(未読のため詳しくは分かりません。)さて、内容なのですがライムシリーズとはまた違った味で楽しめます。お約束(?)の一転二転する展開もあります。エーッという感じでした。面白かったです。ライムが好きな人には、この「悪魔の涙」もオススメです。... 【続きを読む】


2009年08月24日

コフィン・ダンサー

コフィン・ダンサーを読みました。ジェフリー・ディーヴァー著のリンカーン・ライム シリーズ第二作目「コフィン・ダンサー」です。今さらという感じですが、と一作目の時も書きましたが今回もまだ読んでいなかったのかと言われそうですね。面白いです。すごいですね。どんでん返しもありますが、無くてもいいかなぁ。そう言えば「二作目も間を置かずに読みたいと思います。」と一作目を呼んだときに書きましたが一年近く経ってしまいました。今度こそ三作目は、すぐに読みたいです。本当面白かったです。... 【続きを読む】


2009年06月20日

フォーチュン氏を呼べ

レジナルド・フォーチュン氏が登場する短編集です。フォーチュン氏は、H・C・ベイリー氏が描く名探偵で、いわゆるシャーロック・ホームズのライヴァルたちの一人です。今までは、「黄色いなめくじ」等の代表作と唯一まとめられた形で出版されていた創元推理文庫の「フォーチュン氏の事件簿」だけでしたが論創社から第一短編集が出版されました。(と言っても3年ほど前ですが)第一短編集のせいかレベルが高い作品が並んでいるという感じではありませんでした。(全部悪いというわけではなく、いくつかがう~んという感じ)願わくばこれからも読みたいので第2~12短編集と長編8作を出版してほしいです。... 【続きを読む】


2009年05月21日

鬼面の研究

伊集院大介シリーズの長編「鬼面の研究」をコミック化したものを読みました。面白かったです。コミックス化したまんだ林檎さんは、以前にも「優しい密室」を漫画にした方です。(絵柄は結構やさしい感じで読みやすく、私は個人的に好きです。)さて、この原作を読んだのはもう20年近く前のことなので、細かい部分は忘れていて大まかなストーリーしか覚えていませんでした。この漫画を読んで思い出した部分もあります。読んでみてハウダニットの部分は、あまり目新しいものではなく犯人の動機というか、なぜこの場所でこんな事件を起こしたのかという動機があまり強くないなぁという部分に関しては当時と同じ感想でした。でも、伊集院大介が(事件と直接関係ないかもしれませんが)村に関する秘密を説明する部分は、とても面白かったです。原作を読んだときにも思いましたが改めて今回マンガを読んでみて、やっぱりその部分は面白かったです。基本的にこのコミックは原作に結構忠実につくっているかなぁという感じですので原作を読んでいない方にもオススメです。もっと伊集院大介シリーズ(昔のものだけ)をどんどんコミックス化して欲しいです。... 【続きを読む】


2009年05月17日

レディ・モリーの事件簿

バロネス・オルツィ著「レディ・モリーの事件簿」を読みました。隅の老人や紅はこべで有名なバロネス・オルツィが描く女性警察官レディ・モリーが登場する短編集です。隅の老人と同様に最後の短編で話が終わっています。とりあえず読んだ感想としては、う~んと思ってしまう作品もありましたがなかなか面白かったです。女性でないと解けない事件、女性だからこそ解ける事件というところに重点が置かれたストーリーは、今から約100年前に書かれた作品であるということを考えるとかなり先進的な作品であると言えるのではないでしょうか。... 【続きを読む】


2009年02月12日

虎の首

ポール・アルテの虎の首を読みました。これは、アラン・サイスト博士シリーズの作品です。ポケミスで7番目に出た作品ですがシリーズで言うと5作品目の話です。内容は、今回もとても面白い内容で不思議な犯罪なのですが読んでみてとても印象に残ったのは、最後のシーンです。ツイスト博士、それって犯罪じゃ・・・。なんかキャラが違うような・・・。怖い・・・。とにかくとても印象に残る内容です。... 【続きを読む】


2009年01月12日

サイモン・アークの事件簿I

サイモン・アークの事件簿Iを読みました。念願だったサイモン・アークの短編集がやっと日本で編纂されました。初めてサイモン・アークの短編を読んでから20年以上経ちますがいつかまとめて読むことが出来るだろうかと考えていたのでこの短編集はとてもうれしいものです。さて、そのサイモン・アークなのですがこの名探偵は、ご存知E・D・ホックの描くオカルト探偵です。なぜオカルト探偵かというと彼は、2000歳近いコプト教徒で悪魔を探し回っているからです。でも実際の事件は一見神秘的に見えますが論理的に解決されます。これがこの名探偵のとても面白い部分です。... 【続きを読む】


2008年12月31日

恋するA・I探偵

恋するA・I探偵を読みました。これは「庭に孔雀、裏には死体」のドナ・アンドリューズが描くとってもキュートなAI探偵チューリング・ホッパーシリーズの第一弾です。チューリングは女性型人工知能であり人間ではありませんがとってもキュートでかわいらしい探偵です。ミステリとしては、それほどではありませんですが読んでいてとても楽しい作品でした。これは、結構おすすめの作品です。... 【続きを読む】


2008年12月07日

このミス

「このミステリーがすごい! 2009年版」を買ってきました。 この本を見ると「あぁ、もう年末なんだなぁ」と思ってしまいます。 今年の国内・海外のベスト10を見るといかに自分が新しい本を読んでいないのかが分かります。 今年も古い本ばっかり読んでたなぁ。 まぁ、今年はJ・ディーヴァーのリンカーン・ライムシリーズをはじめて読んで大収穫だったからいいかな。 (いったいどれだけ時代に遅れてるんだろう)今年もなんだか面白そうな推理小説がたくさん出てるけれど 全然追いつかない。 もっと早く本を読めるようになりたいもんだ。 なんか良い方法ないかな。 速読とか本気で考えてみるかなぁ。... 【続きを読む】


2008年11月16日

江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみあやしのかぎづめ)

国立劇場で江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみあやしのかぎづめ)を見てきました。 面白かったです。 これは江戸川乱歩・著「人間豹」を歌舞伎にしたもので 時代は幕末になっているため明智小五郎は同心です。 いろいろな明智小五郎を見てきましたが ちょんまげは初めてです。 内容は原作とまったく違っていて原作を知っていても イヤホンガイドがないと結構つらいです。 そんな設定どこから出てきたんだって感じです。 (「孤島の鬼」の話も混ざっていたりします) そうそう市川染五郎は飛んでいました。... 【続きを読む】


2008年11月13日

人間豹

江戸川乱歩の人間豹を読みました。これは明智小五郎のシリーズで大人向けではなくて子供向けの作品です。明智小五郎はあまり推理らしいこともせず、どちらかというとサスペンス小説という感じです。話はテンポ良くすすむので飽くことなく読み進めます。最後がちょっと気になりますがとても面白かったです。ちなみになぜ今回読んだかというと、この人間豹を原作に歌舞伎が上演されるということで見に行く前に読んでおこうと思ったからです。いったいこの作品が歌舞伎になるとどうなるのかとても気になるところです。... 【続きを読む】


2008年10月26日

御手洗潔対シャーロック・ホームズ

柄刀 一・著「御手洗潔対シャーロック・ホームズ」を読みました。長編かと思っていたら短編4編と中編1編でした。なんかタイトルを見て昔の東映まんがまつりの「グレートマジンガー対ゲッターロボ」なんてのを思い出しました。でもこれって実際には戦わないんですよね。一緒に戦うだけなんですよね。それと同じで「御手洗潔対シャーロック・ホームズ」も推理合戦で戦うとかいう感じじゃないんですよね。まぁ似たような感じではあるけれど。う~ん。それと作者さんは御手洗潔の方がきっと好きなんですよね。なんだかタイトル負けという感じがしてしまった。エラリー・クイーンの「恐怖の研究」みたいなのを期待していたのでちょっと残念。... 【続きを読む】


2008年10月03日

ボーン・コレクター

ボーン・コレクターを読みました。ジェフリー・ディーヴァー著のリンカーン・ライム シリーズ第一作目「ボーン・コレクター」です。今さらという感じですが、ずっと読もう読もうと思っていてまだ読んでいなくて・・・。読んだ感想は、とても面白いものでした。このスピード感、キャラクターの良さとても良い感じで面白いものでした。二作目も間を置かずに読みたいと思います。... 【続きを読む】


2008年09月25日

神津恭介の誕生日

9月25日は、神津恭介の誕生日です。1920年生まれだったと思うので今年で88歳かな。実は、この日って作者の高木彬光さんの誕生日なんですよね。... 【続きを読む】


2008年09月07日

七番目の仮説

今年の夏もポール・アルテのツイスト博士シリーズでが出版されました。1991年に出版されたアラン・ツイスト博士シリーズの第六作目です。(ポール・アルテの長編7作目です。)今回もまた不思議な状況で事件が起こります。いったいどうなるんだろう。どれが真実なんだろうって感じで話しが進みます。最後にどんでん返しがあってとても面白い作品になっています。... 【続きを読む】


2008年08月24日

ナイル殺人事件

招待券を当てて劇団フーダニットのお芝居「ナイル殺人事件」を見てきました。 このお芝居はアガサ・クリスティー本人が書いた脚本なんですけれど 探偵役としてのポアロが出てこない戯曲版「ナイル殺人事件」なんです。 通常のポアロが出てくる「ナイル殺人事件」は映画やテレビで見たことがあったけれどこの戯曲版は初めてです。 実際に見てとても面白かったです。 いったい誰が探偵役なんだろうって所から分からないし、 タイトルにある殺人事件もなかなか起こらなくて どうなるんだろうってワクワクした感じで見られました。 トリックとしてはいまいちな感じで犯人とかはすぐ分かっちゃうんだけど面白かったです。... 【続きを読む】


2008年08月17日

密林の骨

スケルトン探偵ギデオン・オリヴァー・シリーズの第14番目の長編です。今回はアマゾン河が舞台です。アーロン・エルキンズ著「密林の骨」今年2冊目の邦訳刊行になります。間が空かないで読めるのはうれしいですが今回はいつもより骨に関する推理が少なかったように感じてしまいました。あっ、でも面白かったです。骨に関する部分は、やっぱりとても興味深かったです。ちなみに次作の「Uneasy Relations」は、本国ではすでに刊行済みということらしいです。... 【続きを読む】


2008年08月10日

椎名大百貨店

これは椎名高志さんの未収録短編を集めた作品集で「GSホームズ極楽大作戦!! 血を吸う探偵」が収録されています。この話はGS美神の外伝になっていてホームズが主役の話の第二話です。(第一話は、「椎名百貨店超GSホームズ極楽大作戦!!」に掲載されています。)内容は、ホームズとモリアーティの決着を中心にバンパイアのエリス嬢とバンパイア・ハーフのピート君が絡んできます。なかなか面白かったです。こんな感じでホームズが主役の短編をいろいろ書いて欲しいですね。... 【続きを読む】


2008年07月13日

呉田博士

限定1000部「探偵奇譚呉田博士 完全版」三津木春影(作品社)を入手!!... 【続きを読む】


2008年07月09日

木蓮荘綺譚

木蓮荘綺譚 伊集院大介の不思議な旅栗本薫さんの描く伊集院大介シリーズの最新長編です。今回も、ウ~ン。以前のような伊集院さんが読みたいです。... 【続きを読む】


2008年06月24日

ポッターマック氏の失策

1930年に書かれたソーンダイク博士シリーズの長編です。倒叙形式になっています。はっきり言うとソーンダイク博士は、あまり出てきません。なんとなくオチも分かってしまいますが、ソーンダイク博士の隠れた一面が見られて面白いです。ソーンダイク博士シリーズの一覧は、こちら>>... 【続きを読む】


2008年05月26日

最後に二人で泥棒を

E・W・ホーナングのラッフルズ・シリーズの第三短編集です。今までの短編集と違った感じです。ラッフルズというよりバニーの活躍する話が多いです。最後の短編は読んでいてせつなくなりました。あとがきも読み応えあります。ホーナング亡き後バリイ・ペロウンが後を継いでラッフルズシリーズを書いているということなのですが邦訳が出ているのは数編です。読みたい。そうそうオリジナルシリーズには未訳の長編が一編あります。こちらも邦訳されないのでしょうか。とても読みたいです。... 【続きを読む】


2008年05月06日

禿頭倶楽部

昨日、千駄木の旧安田邸に旭堂南湖さんの講談を聴きに行ってきました。 演目:   明治ホームズ 禿頭倶楽部   海野十三 蠅男   酒井七馬紙芝居 原始怪獣ガニラ テレビなどで講談をたまに見聞きするのですが 生で聴くのは初めてでした。ちょっと感動。 一番前の席(席と言っても50人ぐらい入るような畳の部屋に座布団が並べてあるだけ)で聴きました。 とても面白かったです。 ずっと爆笑でした。 この人はミステリチャンネルで見てから気になっていたのですが 大阪の人であまり東京公演というのがなかったんです。 今回東京で聴けるということで喜び勇んで行って来ました。 本当、面白かったです。... 【続きを読む】


2008年04月27日

GameGraphicsDesign ドット絵キャラの描き方

ドット絵の描き方の基本を説明した本です。他のドット絵の本と同様に描き方の基本を説明した本です。特に目新しい事は書かれていませんが分かりやすく書かれているので初めてドット絵の本を読むには最適です。... 【続きを読む】


2008年04月17日

スノーバウンド@札幌連続殺人

平石貴樹さんの車椅子の女弁護士山崎千鶴シリーズ「スノーバウンド@札幌連続殺人」を読みました。とても面白かったです。地味な中にもしっかりとした伏線が張られている本格作品です。平石貴樹さんの作品で更科丹希を明とすると山崎千鶴は暗という感じですがこの作品は暗の中の明という感じです。ちなみに山崎千鶴弁護士の登場作品としては、本作は3作目になりますが時系列でいうと出版の順番ではありません。この順番は作者である平石さんの山崎さんへの愛なのかなと思います。とりあえず読み終わって思ったことは、・もっと平石さんのミステリを読みたい・なぜ平石さんのミステリは、もっと評価されないんだろうという事です。あっ、今回も最後にナカムラ月平(中村月平)のことがチラッと書かれていました。いつかこの事件のことも作品になるのでしょうか。... 【続きを読む】


2008年03月30日

骨の城

スケルトン探偵ギデオン・オリヴァー・シリーズの第13番目の長編です。今回はイギリスのセント・メアリーズ島の古城が舞台です。骨が発見され新たな事件が起こり、最初に発見された骨から意外な犯人が導き出されます。面白かったです。あいかわらず骨からいろいろなことを推理して導き出すところというのは、とてもおもしろいです。すごいなぁという感じを受けます。本当、おもしろかったです。次回作の邦訳は、今夏出版されるということです。こちらも楽しみです。... 【続きを読む】


2008年03月12日

猿の肖像

ソーンダイク博士シリーズの長編です。1938年に書かれた作品という事で古典に入る部類です。どうしても古くささを否めません。トリックなどもすごいというものではありませんが私としては、面白かったです。ソーンダイク博士シリーズの一覧は、こちら>>... 【続きを読む】


2008年02月16日

双面獣事件

二階堂蘭子シリーズの最新長編「双面獣事件」を読みました。小説現代増刊メフィストの連載時から読んでいたので4年越しです。(2005年1月号のメフィストが第一回の連載だから2004年の暮れから)メフィスト休刊で一時期連載が止まってWebメフィストで連載再開、そして昨年の暮れに新書版として刊行されました。約750ページの超大作です。すごいですね。さて、感想です。二階堂蘭子シリーズということで面白かったのですが推理小説としては、・・・。う~ん。これはこれで面白いですが以前のような二階堂蘭子シリーズには戻らないんでしょうか。... 【続きを読む】


2008年02月05日

ホームズは実在の人物

Yahoo!ニュースによると2月4日、英国のテレビ局の調査で、同国民の約4分の1がウィンストン・チャーチル元首相を架空の人物だと答え、シャーロック・ホームズを実存の人物だと答えた人が約6割に達していることが分かったということです。以前からロンドンっ子の半数がホームズを実在の人と思っているという話がありましたが、今回の調査でイギリス国民の約60%が信じているんですね。やっぱりホームズは実在の人なんですね。英国人の4人に1人がチャーチルは架空の人物=6割がホームズは実在http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080204-00000064-jij-ent... 【続きを読む】


2008年01月30日

樹霊の塔

栗本薫さんの描く伊集院大介シリーズの最新長編です。今回の舞台は、1970年代。伊集院さんもまだ30過ぎ。伝記作家もアトムくんではなく森カオルさんです。しかも松之原武彦さんが出てきます。(森カオルさんの結婚相手)とりあえず内容に関しては、以前のような推理小説に近い形になっています。面白かったですけれど、う~ん。... 【続きを読む】


2008年01月17日

16年前に買った本

47年前に出版された本(絶版、入手困難)を 16年前に町田の小さな古本屋で入手しました。 でも、ずっと読んでいませんでした。 昨年、その本が47年ぶりに別の形で出版され、 これを機にと思い読み始め昨日読み終わりました。 面白かった。 なんだかすごい長い期間だ。 ちなみにその本は、「第三の演出者」戸板康二・著と言い、 中村雅楽という歌舞伎俳優の名探偵が出てくる探偵小説です。 これで中村雅楽シリーズは全て読み終わってしまった。 もうこのシリーズが読めないと思うとちょっと悲しい。... 【続きを読む】


2007年11月24日

またまた二人で泥棒を

E・W・ホーナングのラッフルズ・シリーズの第二短編集です。第一短編集の最後でいなくなったと思われたラッフルズとバニーが戻ってきました。第二短編集は第一短編集とはまたちょっと違った感じになっています。面白かったです。今回の最後も気になる終わり方をしていましたが第三短編集があることを見るときっと大丈夫なんでしょうね。ホームズと同様に今でも愛されるキャラクターであることが良く分かります。... 【続きを読む】


2007年11月10日

ペンローズ失踪事件

ソーンダイク博士シリーズの「ペンローズ失踪事件」オースティン・フリーマン著を読みました。これはソーンダイク博士シリーズの1936年に書かれた長編でシリーズで言うとかなり後期にあたります。めずらしく助手のポルトンが事件に微妙に絡んできます。普段はあまり存在感のないポルトンだけになかなか貴重な作品なのではないでしょうか。内容なのですが読んでみての感想は、やっぱり昔の作品だなぁという感じを受けるのですがとても面白かったです。だまされました。まさかこの作品の邦訳が出るなんて思っていなかったので、読めただけでとてもうれしいです。これからもソーンダイク博士シリーズの長編の邦訳を出していってほしいです。目指せ完訳!... 【続きを読む】


2007年10月08日

新本格もどき

霧舎巧さんの「新本格もどき」を読みました。ミステリ好きなら知っている都筑道夫さんの「名探偵もどき」を新本格でやってみたという内容です。本家同様に短編集となっています。主人公が名探偵をもどく状況や事件のトリックなどどれもよく考えられていて面白いです。もどかれる名探偵を知らない人でも充分楽しめる内容になっています。とても面白かったです。もっともっとほかの名探偵でも書いて欲しいなんて思ってしまいました。... 【続きを読む】


2007年09月24日

虚空から現れた死

マジシャン探偵グレート・マーリニの生みの親クレイトン・ロースンが描くもう一人のマジシャン探偵ドン・ディアボロが登場する作品「虚空から現れた死」を読みました。この作品は、クレイトン・ロースンではなくスチュアート・タウン(Stuart Towne)名義で書かれたものです。収録されているのは、二作品「過去からよみがえった死」「見えない死」。「過去からよみがえった死」は、「甦った殺人鬼」というタイトルで別冊宝石111号'62年4月号にて発表されたことがあります。私は、こちらのほうで既読だったのですが新訳ということでまた読んでみました。ちょっと読みにくいなぁという感じがしましたがテンポ良く進むストーリーはなかなか楽しいものでした。「見えない死」は、本邦発訳らしいです。こちらもハラハラドキドキという感じで読めました。面白かったです。ドン・ディアボロのシリーズは、あと二作あるということなので残りも読んでみたいです。グレート・マーリニの方は、全作品が邦訳されているので、こちらのドン・ディアボロのシリーズも全作品が邦訳されるといいなぁと思います。... 【続きを読む】


2007年08月29日

二人で泥棒を―ラッフルズとバニー

E・W・ホーナングのラッフルズ・シリーズの第一短編集です。ラッフルズの名前は知っていたのですが、初めて読みました。なかなか面白かったです。ヘンリイ・スレッサーの快盗ルビイのような感じを受けました。(でもルビイよりもちょっと硬派な感じかな。)内容は、簡単に言ってしまうとラッフルズと親友バニーが二人で泥棒をするという話です。その泥棒の内容はいろいろで成功することも失敗することもあったりします。ラッフルズは、日本ではあまり知名度がありませんが本国イギリスではとても有名ということです。日本でももっと知名度があがるといいですね。... 【続きを読む】


2007年08月15日

六月の桜

栗本薫さんの描く伊集院大介シリーズの最新長編です。う~ん、今回も推理小説ではなかったですね。残念。... 【続きを読む】


2007年07月29日

狂人の部屋

フランスのディクスン・カーと呼ばれている本格ミステリ作家ポール・アルテが書いた「狂人の部屋」を読みました。 本作品は、シリーズ第4作目で1990年に出版されたツイスト博士シリーズです。 ツイスト博士シリーズを読むと今は夏なんだなぁという感じがします。内容とは関係ないのですが毎年夏になるとポール・アルテの作品が出版されるんですよね。さて、内容なのですが今回も奇々怪々な難事件をツイスト博士が解決します。とても面白かったです。ちょっと中だるみの感じがあったけれど・・・。複数のロマンスが展開されたりといろいろな趣向たっぷりです。この人とこの人がカップルと思って読み進んでいくと、あら、今度はこの人と?という感じなのでちょっと人間関係が入り組んでいます。私は人間関係の図を書いて読んでいました。(これで問題なく読み進めました。)とても面白かったです。ポール・アルテのツイスト博士シリーズは、まだまだあるのでもっと早いペースで読んでみたいですね。(まぁ、無理な希望だとは思うけれど・・・。)... 【続きを読む】


2007年07月04日

快盗ルビイ

ヘンリイ・スレッサーの描くキャラクター快盗ルビイです。 20年ほど前に小泉今日子さん主演で映画化されたこともあって日本では以外と知られています。 日本で編纂された短編集もいくつかあります。 つい先日、邦訳はあるものの雑誌(日本語版ヒッチコック)に載ったままの3編、未訳だったもの1編がヘンリイ・スレッサー短編集として出版されました。 私は日本語版ヒッチコックを持っているのですが 未訳の一編を読むために久々に他のルビイシリーズを読みました。20年ぶりに読んだ。 うん、面白い。 どうして最近はこういうユーモアのある作品があまりないんだろうか。... 【続きを読む】


2007年06月22日

ネジ式ザゼツキー

御手洗潔シリーズの長編「ネジ式ザゼツキー」島田荘司・著を読みました。今回の御手洗さんは、安楽椅子探偵の役回りで純粋推理による妙技を見せてくれます。記憶の一部をなくした男が書いた奇妙な童話から導かれる真実。とても不思議でした。ちょっと強引なのかなぁと思う部分もありましたが面白かったです。とても不思議でした。読み終わって気づいたら、御手洗さんは全然移動していなくて安楽椅子探偵の役割になっていたんですね。読んでいる最中は何かいろいろと御手洗さんが飛び回って調査しているような感じでした。うんすごい。... 【続きを読む】


2007年05月30日

「水底の骨」アーロン・エルキンズ著

久々のスケルトン探偵ギデオン・オリヴァー教授シリーズです。未訳の第一作目を入れると今回は第12作目。今回の舞台はハワイです。相変わらず世界をかけまわっています。何かあまりギデオン・オリヴァー教授が活躍したという感じはしませんでした。設定からすでに先を予想することがある程度はできるのですがさすがにそうはいきませんでした。う~、やられたという感じです。あはは、そんなぁ。面白かったです。... 【続きを読む】


2007年05月14日

思考機械とブラウン神父の漫画

思考機械とブラウン神父が原作になっている漫画が出ました。「ミステリークラシックス~甦る名探偵達~ ブラウン神父編II」 森元さとる以前読んだ作品の二作目がいつのまにか出ていました。収録されているのはG・K・チェスタトン著 ブラウン神父シリーズ「神の鉄槌」「ムーン・クレサントの奇跡」W・F・ハーヴェイ著 「みずうみ」ジャック・フットレル著 思考機械シリーズ「モーターボート」タイトルがブラウン神父編となっていますが、収録されているのは二編で他の二編は思考機械とノンシリーズ作品です。思考機械は、やっぱりマイナーな探偵なんですかね。とりあえず選ばれている作品は、それぞれそれなりに有名な作品なのでいのですが、思考機械の風貌が・・・。う~ん、どうにかならないのかなぁ。... 【続きを読む】


2007年05月08日

クロアチア人の手

小説現代増刊号メフィスト('07.05)に載っていた「クロアチア人の手」島田荘司・著を読みました。御手洗潔ものの中編です。長さとしては、長めの短編、短い長編ぐらい。御手洗ものといっても事件現場は日本なので、相変わらず海外にいる御手洗はほとんど出てきません。内容としては、う~ん。首を傾げてしまうところはいくつもありますが、御手洗潔ものということであまり気になりません。とりあえず面白かったけれど、もうちょっと御手洗潔を出してほしかったなぁ。... 【続きを読む】


2007年04月30日

ミステリマガジン2007年05月号

ミステリマガジン2007年05月号を読みました。(すっかり書き忘れていました。)今月の特集は「執事とメイドは見た!」です。今回は、今流行り(?)のメイドと執事が出てくる作品の特集になっています。主な収録作品は短篇競作「ジーヴスとギトギト男」 P・G・ウッドハウス「雨の公園で出会った少女」 竹本健治「もうひとつの彫像」 エドワード・ゴーリー「黒後家蜘蛛の会 最後の物語」 チャールズ・アーダイ「ボビーの災難」 真瀬もとエッセイ「執事よさらば」 P・G・ウッドハウス「執事は何を見たか」 新井潤美「メイド・イン・ジャパン」 辻真先「執事&メイド・ミステリはこれを読め!」 杉江松恋などその他長編連載第2回「藤村巴里日記」 池井戸潤など日本人作家インタヴューは、沖方丁さん... 【続きを読む】


ロープとリングの事件

「ロープとリングの事件」レオ・ブルース著を読んだ。久しぶりに読んだレオ・ブルースのビーフ巡査部長シリーズだった。(実際には巡査部長ではなくて私立探偵)今回も最後でどんでん返しがあった。本当とてもおもしろかった。最後まで読まないと分からないって言うのは、ここち良い裏切り感があって楽しい。とりあえず普通に入手できる邦訳長編は全て読んでしまった。今、クラシック・ミステリの邦訳がいろいろと出ているからレオ・ブルースも出してほしいなぁ。どこかの出版社から出る予定とかはないんだろうか。他の作品も読みたいよ。... 【続きを読む】


2007年03月11日

ミステリマガジン2007年04月号

ミステリマガジン2007年04月号を読みました。今月の特集は「愛しのレイモンド・チャンドラー」です。今回は、おなじみハードボイルドの名探偵フィリップ・マーロウの「ロング・グッバイ」の刊行に合わせた特集になっています。主な収録作品はエッセイ/マイ・ベスト・チャンドラー「内面の弱さを露呈した『プレイバック』」 池上冬樹「空前絶後」 原寮「寂しがれることに誠実な作家」 松坂健「三枚のDVDとチャンドラー」 向井万起男「チャンドラーという存在の大きさ」 森英俊「昔の落し物」 山野辺進エッセイ/チャンドラーの新たな愉しみ「マーロウと白洲次郎-レイモンド・チャンドラーに学ぶダンディズム」 馬場啓一「チャンドラーにはジャズが似合う」 吉村浩二短篇新訳「待っている」 レイモンド・チャンドラー「ヌーン街で拾ったもの」 レイモンド・チャンドラーなどその他長編連載第1回「藤村巴里日記」 池井戸潤など日本人作家インタヴューは、桜庭一樹さん... 【続きを読む】


2007年02月20日

ミステリマガジン2007年03月号

ミステリマガジン2007年03月号を読みました。今月は、毎年恒例の特集ですね。便利なんだけれど定価がいっきに1,850円と上がってしまうので困ってしまいます。総力特集「保存版:2006年翻訳ミステリ回顧&年鑑」です。主な収録作品は第28回「私のベスト3」ジャンル別2006年総まとめ2007年早川書房の目玉はこれだ!2006年翻訳ミステリ総目録2006年ベスト・ミステリ「イエロー・ストーンの鼠賊」 C・J・ボックス「バグジー・シーゲルがぼくの友だちになったわけ」 ジェイムズ・リー・バーク「テキサス・ヒート」 ウィリアム・ハリスン「クラシック・コカイン・ダイエット」 ローラ・リップマン連作短篇「正義の味方」 小川勝己長編分載最終回「絞首人の手伝い」 ヘイク・タルボットなど日本人作家インタヴューは、水原秀策さん... 【続きを読む】


2007年02月10日

ウルフ連続殺人

「ウルフ連続殺人」ウイリアム・L・デアンドリア著名探偵ニッコロウ・ベイネデイッティ教授が登場するシリーズ2作目です。13年ぶりの教授の登場でした。シリーズは、「ホッグ連続殺人」「ウルフ連続殺人」「The Manx Murders」(未訳)一般的な評価からすると、一作目はアメリカ探偵作家クラブ最優秀ペイパーバック賞を受賞しただけあってとても良いのですが、13年ぶりに出てきたこの「ウルフ連続殺人」はあまり評価が良くありません。私の感想としては、まあ面白かったです。教授のキャラも相変わらずで良かったです。しかし、内容としてはフーダニットに重点が置かれているのですが、とりたて目だったトリックとかはありませんでした。とりあえず今回も最後の最後の一行であっと驚いてしまいました。ウルフ連続殺人posted with amazlet on 07.02.10ウィリアム・L. デアンドリア William L. Deandrea 斉藤 健一 福武書店 売り上げランキング: 1090688Amazon.co.jp で詳細を見る... 【続きを読む】


2007年01月20日

逃げ出した死体

伊集院大介シリーズの最新刊「逃げ出した死体」栗本薫・著を読みました。相変わらずな感じです。とくにトリックとかあるわけではなく、主人公の成長物語といった作品です。推理小説として読むとがっかりな感じですが青春小説として読むと主人公がどんどん成長していく過程、そして、そこに名探偵という存在がからんでくるといった感じでとても面白いです。ある意味、名探偵という存在を使用した新たな青春小説なのではないかと思います。そう考えると意義深い作品なのかもしれません。純粋な推理小説として読んではいけないのかもしれません。伊集院大介シリーズの詳細は、こちら 逃げ出した死体 伊集院大介と少年探偵posted with amazlet on 07.01.20栗本 薫 講談社 売り上げランキング: 5275Amazon.co.jp で詳細を見る... 【続きを読む】


2007年01月14日

ミステリマガジン2007年02月号

ミステリマガジン2007年02月号を読みました。今月の特集は「モンスター大集合」です。主な収録作品は短篇競作「恐竜ボブのディズニーランドめぐり」 ジョー・R・ランズデール「いないいない、バア!」 ビル・プロンジーニ「男狂いの人喰いアメーバ」 ニーナ・キリキ・ホフマン「38世紀から来た兵士」 ハーラン・エリスン「プラン・10・フロム・インナー・スペース」 カール・エドワード・ワグナー連作短篇「心理的瑕疵物件」 真梨幸子長編分載第7回「絞首人の手伝い」 ヘイク・タルボットなど日本人作家インタヴューは、村崎友さん... 【続きを読む】


2006年12月31日

ジャーロ No.26 2007.WINTER

久しぶりにジャーロを買いました。法月綸太郎シリーズの短編2作品(「六人の女王の問題」「ギリシャ羊の秘密」)が載っていたからなんです。この2つ、とても面白かったです。いつのまにか「犯罪ホロスコープ」っていうシリーズになったんですね。その他、五十嵐貴久さんのホームズ・パスティッシュ「英国公使館の謎」も載っていたので読みました。EQ Extra GIALLO (イーキューエクストラジャーロ) 2007年 01月号 [雑誌]posted with amazlet on 06.12.31光文社 売り上げランキング: 90486Amazon.co.jp で詳細を見る... 【続きを読む】


2006年12月29日

ミステリーズ! vol.20

“ミステリーズ! vol.20”を読みました。今回も芦原すなおさんの作品が載っていなくて残念でした。と思っていたら1月に「ミミズクとオリーブ・シリーズ」の最新刊「わが身世にふる、じじわかし 」として出版されるみたいです。さて、今月の主な収録作品は、坂口安吾生誕百年記念 特別読切「頬突き密室<安吾探偵控>」 野崎六助連載「サニーサイドエッグ」 萩原浩「うさぎ幻化行」 北森鴻「冬薔薇の館」 太田忠司「ラスカル3」 加藤実秋「一夜限りの知恵」 鯨統一郎「見えない人」 柴田よしき「酸っぱい酒」 田中啓文「犬には歓迎されざる」 津原泰水「出現!黙示録大怪獣(後編)」 山本弘読切「血縁」 伯方雪日「思いは雪のように降りつもる(後編)」 篠田真由美「半分の半分」 柳広司「いかにして主教は約束を守ったか」 V・L・ホワイトチャーチなどミステリーズ!Vol.20posted with amazlet on 06.12.29東京創元社 売り上げランキング: 76124Amazon.co.jp で詳細を見る... 【続きを読む】


2006年12月10日

ミステリマガジン 2007年01月号

ミステリマガジン2007年01月号を読みました。今月の特集は「追悼特集ミッキー・スピレイン」です。主な収録作品は短編/マイク・ハマー「アレグザンダー公爵」 ミッキー・スピレイン「殺す男」 ミッキー・スピレイン「暗い路地」 ミッキー・スピレインエッセイ「『私のハードボイルド』とミッキースピレイン」 小鷹信光「私は世界を変えた」 鏡明「やんちゃな兄貴の死」 松坂健「怪優ミッキースピレインに想う」 小山正映画「プレスリーVSミイラ男」原作「ババ・ホ・テップ」 ジョー・R・ランズデール長編分載第6回「絞首人の手伝い」 ヘイク・タルボットなど日本人作家インタヴューは、薬丸岳さん... 【続きを読む】


2006年11月22日

幼な馴染み

新宿鮫シリーズの短編「幼な馴染み」を読みました。(Weekly PLAYBOY 2006年42・43号掲載)なんとこの短編、新宿鮫シリーズというより「こち亀」ミステリーの第一話ということで週刊少年ジャンプに掲載中の“こちら葛飾区亀有公園前派出所”(通称 こち亀)の主人公両津勘吉とのコラボ小説になっています。作品自体はかなり短く内容としてはあまりないのですが、新宿鮫と両さんが一緒に出てくるということで面白い作品になっています。いつもとちょっと違う新宿鮫、こち亀を読みたい人にオススメです。ちなみに「こち亀」ミステリーは『こちら葛飾区亀有公園前派出所』×日本推理作家協会ということで、8人の小説家がこち亀を題材に小説を発表しています。現在、Weekly PLAYBOYに連載中です。... 【続きを読む】


2006年11月16日

撃つ薔薇―AD2023涼子

撃つ薔薇―AD2023涼子 大沢在昌・著を読みました。以前から読もう読もうと思っていたのですがやっと読みました。これもいちおう新宿鮫シリーズの関係書なんですよね。本来、ドリームキャストのUNDER COVERというゲームの関連小説という形なのですが実は新宿鮫ともちょっとだけ関係があるということなんです。まぁ、それ自体はストーリーとそれほど関係ありません。(あまり書くとネタバレになってしまう)とても面白かったです。通称潜入捜査課に所属する主人公が麻薬組織に潜入するという話なのですが主人公がかかえるジレンマ、辛さ。それが出ていて読んでいてグイグイとひきこまれます。本当に面白かったです。撃つ薔薇―AD2023涼子posted with amazlet on 06.11.16大沢 在昌 光文社 売り上げランキング: 267349Amazon.co.jp で詳細を見る... 【続きを読む】


ミステリマガジン 2006年12月号

ミステリマガジン2006年12月号を読みました。今月の特集は「クリスマス・ストーリイ」です。主な収録作品は「飛び散るアカの記憶」 ディーン・ウェズリー・スミス「サンタクロースの星」 フランク・M・ロビンスン「いけない子」 スティーヴ・ホッケンスミス「サイバー・クリスマス・キャロル」 キャロル・ネルスン・ダグラス「サイモンとドロシア」 エリナ・ボイラン聖夜に読みたい30冊など日本人作家インタヴューは、海堂尊さんミステリマガジン 2006年 12月号 [雑誌]posted with amazlet on 06.11.16早川書房 売り上げランキング: 99001Amazon.co.jp で詳細を見る... 【続きを読む】


2006年10月27日

ミステリーズ! vol.19

“ミステリーズ! vol.19”を読みました。今回は芦原すなおさんの作品が載っていなくて残念でした。でも、その他、いろいろな作品が載っていて充実してました。主な収録作品は、第16回鮎川哲也賞・第3回ミステリーズ!新人賞選評第3回ミステリーズ!新人賞受賞作「殺三狼」 秋梨惟喬「田舎の刑事の趣味とお仕事」 滝田務雄新連載「神山グラフィティ」 加藤実秋連載「うさぎ幻化行」 北森鴻「正直者の逆説」 小林泰三「マドモワゼル・ブィヤベースにご用心」 近藤史恵「サティスファイド・クリア」 菅浩江「お嬢さんをください事件」 石持浅海「夢の中の知恵」 鯨統一郎読切「福家警部補の災難」 大倉崇裕「どうぶつの森殺人(獣?)事件」 倉知淳「思いは雪のように降りつもる(前編)」 篠田真由美「マスカラ・コントラ・カベジュラ!」 杉江松恋「明日天気になあれ」 S・J・ローザンなどミステリーズ! Vol.19posted with amazlet on 06.10.26東京創元社 Amazon.co.jp で詳細を見る... 【続きを読む】


2006年10月24日

狼花

新宿鮫シリーズ9作目「狼花」を読みました。久しぶりの新宿鮫。面白かったです。ターニングポイントとなる作品と書いてあったのですが確かにその通り。これまでの大きな敵役とも言える人物との一応の決着がつきます。う~ん、こんな形で決着がつくとは。毛利と深見の緊迫感のあるシーン。鮫島と仙田の対決シーン。とにかく面白かったです。狼花 新宿鮫IXposted with amazlet on 06.10.24大沢 在昌 光文社 Amazon.co.jp で詳細を見る... 【続きを読む】


2006年10月12日

横溝正史の生原稿5000枚、旧宅で発見

横溝正史の生原稿5000枚、旧宅で発見ということらしいです。asahi.comに載っていました。未発表の原稿や短編を長編に書き直したものがあるそうです。書き直した作品には金田一耕助ものもあるそうなのでぜひ出版してもらいたいです。その他、金田一耕助ものでは、「香水心中」「首」などを、東京文芸社から72、73年に出た単行本のページを切り抜いて補筆し、完全版にしようとしていた。ということです。なんだかワクワクしてしまいます。ぜひ出版してほしいものです。... 【続きを読む】


2006年10月07日

ミステリマガジン 2006年11月号

ミステリマガジン2006年11月号を読みました。今月の特集は「フランス・ミステリ」です。主な収録作品は「暴かれた墓、あるいはル・マンの二十四時間」 ボアロー=ナルスジャック「赤い本」 ジャン=バティスト・バロニアン「売人ボブの一日」 アラン・ドムーゾン「妻の義務」 カトリーヌ・アルレー「名高きヴィエロ氏の復活」 ルイ・C・トーマアラン「"ムッシュー五十三番"と呼ばれる刑事」 ジョルジュ・シムノン長編文載5回目「絞首人の手伝い」 ヘイク・タルボットなど日本人作家インタヴューは、蒼井上鷹さんミステリマガジン 2006年 11月号 [雑誌]posted with amazlet on 06.10.07早川書房 Amazon.co.jp で詳細を見る... 【続きを読む】


2006年09月25日

神津恭介の誕生日

すっかり忘れていました。今日(9月25日)は、神津恭介の誕生日でした。神津恭介は、あまりメジャーではないかもしれませんが日本の三大名探偵の一人です。(残りの二人は、金田一耕助と明智小五郎)高木彬光氏の描く神津恭介は頭脳明晰で天才型の名探偵です。あぁ、書いてて神津恭介シリーズが読みたくなってきた。... 【続きを読む】


2006年09月20日

第六の大罪

栗本薫・著「第六の大罪 伊集院大介の飽食」を読みました。本作は長編ではなく久々の短編集です。収録されているのは「グルメ恐怖症」「食べたい貴方」「芥子沢平吉の情熱」「地上最凶の御馳走」の4編です。それぞれ「食」をモチーフにした短編になっています。面白かったです。ですが以前の様な短編ではないのが悲しいです。「食べたい貴方」にいたっては、推理をするわけでもないし最後にちょっと出てくるだけです。はっきり言って伊集院大介シリーズにする必要があったのか疑問です。伊集院大介シリーズの詳細は、こちら第六の大罪 伊集院大介の飽食posted with amazlet on 06.09.20栗本 薫 講談社 (2006/09/01)Amazon.co.jp で詳細を見る... 【続きを読む】


2006年09月17日

赤髯王の呪い

赤髯王の呪いposted with amazlet on 06.09.17ポール アルテ Paul Halter 平岡 敦 早川書房 (2006/08)Amazon.co.jp で詳細を見るフランスのディクスン・カーと呼ばれている本格ミステリ作家ポール・アルテが書いた「赤髯王の呪い」を読みました。 ツイスト博士シリーズです。 「赤髯王の呪い」のほかにミステリマガジンに収録された短編「死者は真夜中に踊る」 「ローレライの呼び声」 「コニャック殺人事件」 が収録されています。 本作は、当初ツイスト博士が登場していたのではなくギデオン・フェル博士が登場していましたが権利の関係でツイスト博士になりました。 正式に出版されたのはかなり後ですが実質ツイスト博士シリーズの第一作となります。 ツイスト博士のあざやかな事件解決を見られるというものではなかったのですが面白かったです。 他に収録されていた短編も不可能犯罪を扱ったもので面白かったです。... 【続きを読む】


2006年09月01日

ミステリマガジン 2006年10月号

ミステリマガジン 2006年 10月号 [雑誌]posted with amazlet on 06.09.01早川書房 (2006/08/25)Amazon.co.jp で詳細を見るミステリマガジン2006年10月号を読みました。今月は「ジョージ・P・ペレケーノス作家特集」です。主な収録作品は「ストリング・ミュージック」 ジョージ・P・ペレケーノス「空腹のとき」 ジョージ・P・ペレケーノス「秘密情報提供者」 ジョージ・P・ペレケーノス長編文載4回目「絞首人の手伝い」 ヘイク・タルボット傑作ミステリ「真夏の日の夢」 ドナルド・E・ウェストレイク「クレーマー」 真梨幸子など日本人作家インタヴューは、光原百合さん... 【続きを読む】


2006年08月20日

ミステリーズ! vol.18

8月に発売された“ミステリーズ! vol.18”を読みました。 主な収録作品は、 新連載 「苦い水」 田中啓文 「百合の木陰」 津原泰水 連載 「サニーサイドエッグ」 萩原浩 「うさぎ幻化行」 北森鴻 「さみだれ」 芦原すなお 「水色の魔神」 太田忠司 「小さな筐の知恵」 鯨統一郎 「ブーランジュリーのメロンパン」 近藤史恵 「朝顔はまだ咲かない」 柴田よしき 「出現!黙示録大怪獣」 山本弘 読切 「干からびた血凍った涙」 篠田真由美 「騎士の告白」 ポール・ドハティー など その他、評論で 「本格ミステリ鑑賞術」 福井健太 にランドル・ギャレットの「魔術師が多すぎる」について言及している。 芦原すなお「さみだれ」は読んでいるとイリコが食べたくなってきます。 毎回、おいしそうな食べ物が出てきていつも読んでいるとおなかが空いてきます。 【続きを読む】


2006年08月05日

ミステリマガジン 2006年09月号

ミステリマガジン 2006年 09月号 [雑誌]posted with amazlet on 06.08.05早川書房 (2006/07/25)Amazon.co.jp で詳細を見るミステリマガジン2006年09月号を読みました。今月は「MWA賞受賞作特集」です。今回、私的にはとても興味があるという作品はあまりありませんでした。というよりポール・アルテのツイスト博士シリーズ第一作「赤髯王の呪い」が8月に出版されるという情報がとても私的には興味があり、他の事がかすんでしまいました。早く読みたいです。主な収録作品は2006年MWA賞最優秀短編賞受賞作「隠れた条件」 ジェイムズ・W・ホール2006年MWA賞最優秀短編賞候補作「モンローへようこそ」 ダニエル・ウォレス「彼女のご主人さま」 アンドリュー・クラヴァン「ミスディレクション」 バーバラ・セラネラ長編文載3回目「絞首人の手伝い」 ヘイク・タルボット「隣の窓」 小川勝己など日本人作家インタヴューは、伊岡瞬さん... 【続きを読む】


2006年07月29日

情報:「赤髯王の呪い」ポール・アルテ

先日出版されたミステリ・マガジンを読んでいたら「赤髯王の呪い」ポール・アルテ著が8月に出版されるそうです。この作品は、ツイスト博士シリーズの幻の第一作目です。これは1985年(1986年?)に私家版として出版されたもので「第四の扉」の前に作られたものです。しかも当初は、ツイスト博士ではなくギデオン・フェルが主人公になっていて後にツイスト博士に変更されたものです。後にマスク叢書から刊行されましたので普通に読むことが出来るのですが、こんな経緯があって幻の第一作といわれることがあるようです。とりあえず今年の夏もポール・アルテのツイスト博士シリーズが読めて幸せです。さらに今回はミステリマガジンに以前掲載されたツイスト博士の短編が収録されるということです。出版されるのが待ち遠しいです。... 【続きを読む】


2006年07月20日

「蝙蝠館の秘宝」高木彬光

蝙蝠館の秘宝―名探偵神津恭介〈2〉posted with amazlet on 06.07.20高木 彬光 HACCAN ポプラ社 (2006/02)Amazon.co.jp で詳細を見る「蝙蝠館の秘宝」高木彬光「悪魔の口笛」に続く第二弾、神津恭介シリーズの少年ものです。神津恭介の少年物はまだまだあるのでこれからもどんどん刊行していって欲しいです。なかなか入手困難なのでこういう形で読めるというのはとてもうれしいことです。内容なのですが、さすが少年物。王道です。蝙蝠館という不気味なお屋敷を舞台に秘宝をめぐって蝙蝠男が登場します。こってりしたミステリを読んだ合間に読むのに最適。とても面白いです。... 【続きを読む】


2006年07月12日

ミステリマガジン 2006年08月号

ミステリマガジン 2006年 08月号 [雑誌]posted with amazlet on 06.07.12早川書房 (2006/06/24)Amazon.co.jp で詳細を見るミステリマガジン 2006年08月号 今月は、幻想と怪奇特集闇のヒーロー、血のヒロインです。名鑑として夢想世界のヒーロー&ヒロイン30傑としていろいろなキャラクターが紹介されているのですが基本的に事件記者コルチャックの特集みたくなっています。いっそのこと事件記者コルチャック特集にすれば良かったのに・・・。今月号は、「事件記者コルチャック」興亡史コルチャック関連作品ガイドが収録されています。事件記者コルチャックと聞いて私はとても懐かしかったです。小学生か中学生の頃、夕方TVで放送されているものを見ました。同番組はあの時、放送されていたものだけだと思っていたらいろいろあったんですね。Xファイルの事を始めて知ったときも事件記者コルチャックっぽいなぁと思っていたら昨年同スタッフで新しい事件記者コルチャックが作られていたんですね。知らなかった。見たいなぁ。スタッフと俳優の間でもめていたりといろいろあったんですね。全然知りませんでした。なんだかんだ言ってもとりあえず見たいです。今月の収録作品は、「呪われた空き家」 マックス・アラン・コリンズ「ある美しい夏の日、彼は・・・・・・」 ロバート・R・マキャモン「血まみれの影」 ロバート・E・ハワード長編文載2回目「絞首人の手伝い」 ヘイク・タルボット「漂着」 岡野薫子など日本人作家インタヴューは、武田ティエンさん... 【続きを読む】


2006年07月07日

コナン・ドイルの命日

今日は、七夕・・・なんだけどミステリ・ファンとして言うとアーサー・コナン・ドイルの命日です。合掌。コナン・ドイルさん、とてもステキな贈り物をありがとう。... 【続きを読む】


2006年07月03日

ミステリーズ! vol.17

ミステリーズ!vol.17posted with amazlet on 06.07.03東京創元社 (2006/06/10)Amazon.co.jp で詳細を見る6月に発売された“ミステリーズ! vol.16”を読みました。The 3rd Anniversary 特別企画として「創元推理文庫 海外ミステリ・チェックリスト」が掲載されています。こうやってみるとなかなか壮観ですねぇ。思い出深い名前がいろいろと見られます。絶版になってしまったものもたくさんあるので再販してほしいものです。その他の主な収録作品は、「薄明の王子」 芦原すなお「大地を歩む」 石持浅海「隠された知恵」 鯨統一郎「更新世の殺人」 小林泰三「憂さばらしのピストゥ」 近藤史恵「トワイライト・パープル」 菅浩江「アメリカ珈琲の謎」 松尾由美「乱入!」 杉江松恋「知らされた男」 ジョナサン・キャロル「コミカル・ミステテリー・ツアー」 いしいひさいち「藁と炭とそら豆」 諸星大二郎その他「レックス・スタウトのリベラリズム」 杉江松恋など芦原すなおさんの「薄明の王子」は、読んでいてそら豆が食べたくなりました。 収録作品は、... 【続きを読む】


2006年07月01日

「証拠は眠る」オースティン・フリーマン

証拠は眠るposted with amazlet on 06.07.01オースティン フリーマン R.Austin Freeman 武藤 崇恵 森 英俊 原書房 (2006/03)Amazon.co.jp で詳細を見るオースティン・フリーマン著「証拠は眠る」を読みました。これは、ソーンダイク博士シリーズの11番目の長編です。面白かったです。ホームズの様な悪癖やエキセントリックなところが無くとても紳士的なソーンダイク博士は、とてもよい感じです。読んでいて安心できます。最後の事件を説明するときも人情深い感じがします。トリックに関してもへぇ~という感じです。砒素が使われるのですがそれをどうやって使ったかなんてのは、まったく知りませんでした。こんな方法あったんですね。途中、なぜ?というのがあったのですが、それも最後の説明ですっきりしました。うん、本当に面白かったです。ソーンダイク博士シリーズはまだまだ邦訳されていない作品がたくさんあるのでこれからもどんどん邦訳が出てくれるといいですね。ソーンダイク博士の事件簿は、こちら>>... 【続きを読む】


2006年06月03日

ミステリーズ! vol.16

ミステリーズ!vol.16posted with amazlet on 06.06.03東京創元社 (2006/04/11)Amazon.co.jp で詳細を見る今さらですが4月15日に発売された“ミステリーズ! vol.16”です。「夢魔の目覚める夜」 篠田真由美「デッドライン」 恩田陸「サニーサイド・エッグ」 荻原浩「うさぎ幻化行」 北森鴻「いないいないばあ」 芦原すなお「愛情のシナリオ」 大倉崇裕「不器用な魔術師」 太田忠司「暗闇の中の知恵」 鯨統一郎「錆びないスキレット」 近藤忠恵「さくら、さくら」 柴田よしき「インド更紗の謎」 松尾由美「密着!気特対24時」 山本弘「ウェディング・ナイフ」 エレイン・ヴィエッツ「コミカル・ミステリー・ツアー」 いしいひさいち「鞄図書館」 芳崎せいむ表2のシャーロック・ホームズ変奏曲は今回も面白いです。一枚の絵なんですがホームズとワトスンのひとコマがコミカルに描かれていて面白いです。いつもどおり芦原すなおさんの作品は、読んでいてお好み焼きが食べたくなりました。... 【続きを読む】


2006年05月31日

ミステリマガジン 2006年07月号

ミステリマガジン 2006年 07月号 [雑誌]posted with amazlet on 06.05.31早川書房 (2006/05/25)Amazon.co.jp で詳細を見るミステリマガジン 2006年07月号今回は、創刊50周年記念号です。いろいろな方たちのエッセイが載っています。久々のクラシックミステリ長編の分載が始まりました。「絞首人の手伝い」 ヘイク・タルボットその他の収録作品は「お祝いの夜」 ブリジット・オベール「忠誠」 スコット・トゥロー「ご霊前 読むための推理劇」 辻真先「エロトマニア」 真梨幸子など日本人作家インタヴューは、霧舎巧さん... 【続きを読む】


2006年05月27日

列のなかの男 ジョセフィン・テイ

列のなかの男―グラント警部最初の事件posted with amazlet on 06.05.27ジョセフィン テイ Josephine Tey 中島 なすか 論創社 (2006/03)Amazon.co.jp で詳細を見る副題にあるとおりグラント警部の最初の事件です。この作品が邦訳されたことによってグラント警部シリーズ(長編6作)が全て訳されました。(グラント警部の事件簿は、こちら>>)これが最後になるのかぁと思いながら大事に読みました。面白かったです。作品自体は、本格の形を取っていますがミステリの一般常識的なものに対して風刺的な要素を持たせたものになっています。(ネタバレになるのでストレートに言えないなぁ。)後の作品にも出てくる人物たちもすでに登場しています。(女優のレイ・マーカブルイは、マータ・ハラードなのかなぁ?)ちなみに内容は、ミュージカルの最終公演を見る人の列のなかで、並んでいる最中に一人の若い男が殺害されます。事件は単純そうに見えたが・・・。と言った感じです。... 【続きを読む】


2006年05月22日

コナン・ドイルの誕生日

すっかり忘れていました。今日(5月22日)は、コナン・ドイルの誕生日でした。(亡くなった日は、七夕ってこともあっていつもしっかりと思い出すんだけど・・・。) 今、Googleのトップページを見て気づきました。 なんとGoogleのトップページの絵がシャーロック・ホームズになっています。うかつでした。 特に何かするってわけじゃないけれど、 シャーロッキアンにとって やっぱり今日は特別な日ですね。... 【続きを読む】


2006年04月24日

メフィスト 2006年05月号

メフィスト 2006年 05月号 [雑誌]posted with amazlet on 06.04.24講談社 (2006/04/12)Amazon.co.jp で詳細を見る小説現代増刊号メフィスト2006年5月号を読みました。リニューアル前の最後の号です。次号は1年間の充電期間をおいて2007年4月13日(金)に発売されるということです。今まで以上によい文芸誌になって戻ってきてくれるといいですね。今回の主な収録作品は島田荘司「傘を折る女」山口雅也「箱り中の中」森博嗣「五軸の統」西尾維新「するがモンキー」高田崇史「茜色の風が吹く街で」西澤保彦「変奏曲<白い密室>」浅暮三文「函に入ったサルトル」有栖川有栖「蒼ざめた星」二階堂黎人「双面獣事件」第五回・・・ほか多数「双面獣事件」は“第一部 完”でした。う~ん、いったいどうなるんでしょう。続きは一年後なんですかね。あぁ。「傘を折る女」は、御手洗シリーズです。途中でかなりビックリしました。でも推理の過程は面白いんですがちょっと都合がいいかなという感じでした。... 【続きを読む】


2006年04月19日

ホッグ連続殺人

ホッグ連続殺人posted with amazlet on 06.04.19ウィリアム L.デアンドリア 真崎 義博 早川書房 (2000/00)売り上げランキング: 149,663Amazon.co.jp で詳細を見る「ホッグ連続殺人」ウイリアム・L・デアンドリア著名探偵ニッコロウ・ベイネデイッティ教授が登場する1979年度のアメリカ探偵作家クラブ最優秀ペイパーバック賞を受賞した作品です。雪に閉ざされたニューヨーク州スパータの町で殺人鬼HOGの連続殺人事件が勃発。ベイネデイッテイ教授が事件解決に挑むと言った内容です。名探偵のキャラクターもとても良く、ストーリーも純粋にフーダニットが楽しめます。とても面白かったです。最後の一行が忘れられません。... 【続きを読む】


2006年04月09日

ミステリマガジン 2006年05月号

ミステリマガジン 2006年 05月号 [雑誌]posted with amazlet on 06.04.09早川書房 (2006/03/25)Amazon.co.jp で詳細を見るミステリマガジン 2006年05月号今回は追悼特集で、「マイクル・ギルバート」です。主な収録作品は以下の通り。「巧妙かつ冷静なる殺人」マイクル・ギルバート「読めない遺言書」マイクル・ギルバート「キングを捕まえろ」マイクル・ギルバート「クロコディール事件」マイクル・ギルバート「壜の中のコルク」マイクル・ギルバート「赤いアンダーライン」マイクル・ギルバート「ジュディス」マイクル・ギルバート「殺人計算法」マイクル・ギルバートその他の主な収録作品は「オリヴィアのためなら」ジョン・モーガン・ウィルスン「炎上」小川勝己など日本人作家インタヴューは、井上夢人さん... 【続きを読む】


2006年04月04日

名探偵モンク3

NHK BS2でいよいよ今晩から名探偵モンク3の放送が始まります。すごい楽しみです。放送予定4月4日(火)午後10:00~10:45第1話「迷探偵 対決!」mr.MONK and the Other Detective4月11日(火)午後10:00~10:45第2話「モンクの父帰る!?」mr.MONK Goes Home Again4月18日(火)午後10:00~10:45第3話「名探偵ナタリー」mr.MONK Stays in Bed4月25日(火)午後10:00~10:45第4話「新入社員モンク」mr.MONK Goes to the Office名探偵モンクは、驚異的な推理能力を持っている元刑事です。ジャーナリストの妻トゥルーディが何者かにより殺害された過去を持っており、その事件を解決することが出来なかったことからOCD(強迫神経症)が悪化し刑事の職を退きます。極度の潔癖性、物がきれいに並んでいないと気になったり、特定の食べ物しか受け付けないなど社会に適応するにはいろいろと問題があります。でもそれが魅力になっている名探偵です。... 【続きを読む】


2006年03月31日

「悪魔の口笛」高木彬光

悪魔の口笛posted with amazlet on 06.03.31高木 彬光 HACCAN ポプラ社 (2005/10)Amazon.co.jp で詳細を見る「悪魔の口笛」高木彬光高木彬光さんの神津恭介シリーズの少年ものです。最近ポプラ社で復刊されたものです。まさかポプラ社から神津恭介シリーズの少年ものが復刊されるなんて考えてもみませんでした。とりあえず手軽に読めるようになってうれしいです。すでに第二弾の蝙蝠館の秘宝―名探偵神津恭介〈2〉 が出ているのですがこれからも続けて刊行してくれるととてもうれしいです。がんばれポプラ社。さて、内容なのですがまさにジュヴナイルの王道といった感じでとても面白かったです。子供のころに読んだ明智小五郎を思い出しました。謎の怪人Xや薔薇屋敷の美少女、宝物・・・。本当に王道です。登場人物は、神津恭介のほかに松下捜査課長が出てきます。松下研三は出てこずに古沢美和子が助手をつとめます。久しぶりに読んだ神津恭介もの、しかも少年物ですがとても楽しめました。どうしても少年物と言うと江戸川乱歩の少年探偵団を思い浮かべてしまいますが高木彬光の少年物もとても面白いですね。... 【続きを読む】


2006年03月19日

『ダ・ヴィンチ・コードの「真実」』ダン・バースタイン編

ダ・ヴィンチ・コードの「真実」posted with amazlet on 06.03.19ダン バースタイン Dan Burstein 沖田 樹梨亜 竹書房 (2006/03)Amazon.co.jp で詳細を見るダ・ヴィンチ・コードの「真実」 ダン・バーンスタイン編ダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」を読み終わったときに関連本を一つは読んでみようと思っていました。この本を古本屋で結構安く入手できたので読んでみました。「ダ・ヴィンチ・コード」に書かれているいろいろなデータについての詳細をいろいろな立場の人からの視点で読み解いた本です。その姿勢には「ダ・ヴィンチ・コード」に対して真っ向から反対するというものばかりでなくあくまでも中立の立場にたっていろいろな意見がまとめられています。う~ん、もともとキリスト教の話そのものを知らないので読んでいて、さっぱり分からなかったです。難しい。結局のところ、「ダ・ヴィンチ・コード」はフィクションであり真実と虚構が入り乱れているってことなんですね。ただダン・ブラウンはそれをフィクションとはっきり言わずデータそのものは真実と言っているからあれだけ問題になるんですね。まぁ、とりあえず「ダ・ヴィンチ・コード」は読んで面白い、ただし真実も虚構も書かれているのでまるごと信じないようにって思っておきましょうってことですね。... 【続きを読む】


2006年03月17日

『團十郎切腹事件 中村雅楽探偵全集1』 戸板康二著

昨日届いた東京創元社からのメール「東京創元社[2006年5月の近刊案内]」によると近刊案内(2006年5月刊行予定分)【創元推理文庫】(国内ミステリ)◇『團十郎切腹事件 中村雅楽探偵全集1』 戸板康二著老歌舞伎役者の名推理を完全収録。第一巻は直木賞受賞作ほか15編。ということです。いよいよ中村雅楽探偵全集が刊行されるみたいです。ヤッター!!あとは本当に刊行されるのを待つだけです。15編というのがちょっと気になります。何が収録されるんでしょうかね。... 【続きを読む】


2006年03月09日

GSホームズ極楽大作戦!!

椎名百貨店超GSホームズ極楽大作戦!!posted with amazlet on 06.03.09椎名 高志 小学館 (2003/12/18)売り上げランキング: 29,987Amazon.co.jp で詳細を見る「GSホームズ極楽大作戦!!」椎名高志・著今さらですが漫画「GSホームズ極楽大作戦!!」を読みました。これは漫画家の椎名高志さんの未収録短編を集めた作品集でいろいろな作品が収録されています。表題になっている「GSホームズ極楽大作戦!!」はGS美神の外伝になっています。内容は、GS美神に出てくるキャラクターのドクター・カオスとマリアの約100年前の話でそこにシャーロック・ホームズが絡んできます。意外としっかりした内容になっています。なかなか楽しめました。発売されたときにシャーロキアンの間で話が何度か出ていたので読もうと思っていたのですが漫画のことなのですっかり忘れていました。先日、渋谷のトンボ玉教室に行った帰りに原宿まで歩いてブックオフに寄ったところこの本を見つけて購入しました。なかなか良かったです。... 【続きを読む】


2006年03月08日

ミステリマガジン 2006年04月号

ミステリマガジン 04月号 [雑誌]posted with amazlet on 06.03.08早川書房 (2006/02/25)Amazon.co.jp で詳細を見るミステリマガジン 2006年04月号今回の特集は、「英国ミステリの現在」です。主な収録作品は以下の通り。「フランクに抜かりなし」 ダヌータ・レイ「炎に近づいて」 ジェリー・サイクス「行きつ戻りつ」 コリン・デクスター「誰を殺せばいいのか教えろ」 イアン・ランキン「犬のゲーム」 レジナルド・ヒル「刃に向かって踊れ」 マーク・ビリンガム「ランポールと裁きの天秤」 ジョン・モーティマーその他、傑作ミステリとして「フルーツセラー」 ジョイス・キャロル・オーツ... 【続きを読む】


2006年03月05日

ミステリーズ! vol.15

ミステリーズ! (Vol.15(2006February))posted with amazlet on 06.03.05東京創元社 (2006/02)Amazon.co.jp で詳細を見るミステリーズ! vol.152月15日に発売された“ミステリーズ! vol.15”です。「真に至る知恵」 鯨統一郎「デッドライン(第六回)」 恩田陸「わが身世にふる、じじわかし」 芦原すなお「酬い」 石持浅海「月の雫」 大倉崇裕「大切な人」 北川歩実「うさぎ幻化行」 北森鴻「自らの伝言」 小林泰三「割り切れないチョコレート」 近藤史恵「エバー・グリーン」 菅浩江「イギリス雨傘の謎」 松尾由美「アーバスノット夫人はキャンセルした」 エリザベス・フェラーズその他、特別企画として「幻の探偵講談 旭堂南湖 血染めの鞄」が面白かったです。これは明治・大正時代に活躍した山崎琴書さんの講談を講談師の旭堂南湖さんが脚色したものということです。私は現在スカパーで放送されている南湖さんの講談を見ているのでその講談を本として読むというのはちょっと違った感じで面白かったです。トップページの「私の一冊」では井上夢人さんが書いていてセバスチアン・ジャプリゾの「シンデレラの罠」を紹介していました。私は「シンデレラの罠」をまだ読んでいなくていつか読もうと思っているのですが人によって評価がすごく分かれている作品なんですよね。... 【続きを読む】


2006年03月02日

「女郎蜘蛛」栗本薫

女郎蜘蛛―伊集院大介と幻の友禅posted with amazlet on 06.03.02栗本 薫 講談社 (2005/12)Amazon.co.jp で詳細を見る「女郎蜘蛛」栗本薫・著伊集院大介シリーズの最新刊です。去年の暮れに買っていて早く読もうと思っていたのですが今頃になってやっと読み終わりました。さて、内容なんですが相変わらずという感じです。今回も推理小説なのかなぁという感じです。読んでいる間は結構面白いのですが・・・。(ちょっと中だるみという感じもしました。)う~ん、もう以前の伊集院大介のような作品は読めないんですかね。... 【続きを読む】


2006年02月13日

ソーンダイク博士

翻訳道楽から届いたソーンダイク博士シリーズの短編を読み終わりました。昨年の暮れに届いていたのですが続けて読まずに一編づつゆっくり読んでいて今頃やっと読み終わりました。今回届いたのは「忘れられた鍵」( The Stranger's Latchkey )「人類学者のための事件簿」( The Anthropologist at Large )「中国貴族の真珠」( The Mandarin's Pearl )「試金石」( The Touchstone )「盗まれた金塊」( The Stolen Ingots )面白い、何より未訳だったり邦訳があっても入手困難、入手しても古すぎたりする作品が読めるというのが良いですね。ソーンダイク博士:「オースチン・フリーマン」が描く科学者名探偵。シャーロック・ホームズのライヴァルたちの一人。科学的な推理法を特徴とした名探偵。ジョン・イヴリン・ソーンダイク博士。1870年7月4日生まれ。キングズ・ベンス・ウォークの5Aに住み、助手で時計師のポルトンやジャーヴィス医師とともに犯罪捜査に取り組む。緑色のズックの実験箱を携帯していて、自宅には実験室を持っている。... 【続きを読む】


2006年02月03日

ミステリマガジン 2006年03月号

ミステリマガジン 03月号 [雑誌]posted with amazlet on 06.02.03早川書房 (2006/01/25)Amazon.co.jp で詳細を見るミステリマガジン 2006年03月号今回は、毎年恒例の「私のベスト3」と「2005年度翻訳ミステリ総目録」が載っています。「私のベスト3」は、選ぶ作品によってその人の性格が出ていて面白いですね。その他、「創刊601号記念」として「長編部門ベスト10」「短編部門ベスト10」「作家部門ベスト10」「海外作家からの祝辞」「ミステリマガジン601号史」が載っています。本の厚さはいつもの数倍あります。ベスト10を見るとまだ読んでいない作品がたくさんあって、自分がまだまだミステリファンとしては未熟だなぁと思い知らされます。その反面まだまだ面白い作品はたくさんあるんだということがあってうれしいです。「ミステリマガジン601号史」を見るといかに601号が長いかがわかります。すごいことです。今回収録されている短編作品は、「未亡人ポーチ」ジャック・フィニイ「冷蔵庫の中の赤ん坊」ジェイムズ・M・ケイン「蠅取り紙」ダシール・ハメット「手がかりのC」ローレンス・トリート「不健全な死体」アントニイ・バークリー「空飛ぶ追い剥ぎ」リリアン・デ・ラ・トーレ「シテイ・オブ・ベナレス号の悲劇」アリステア・マクリーン「スパイ」リチャード・ハーディング・デイヴィス「黒いプディング」デイヴィッド・グーディス「過去からの歌声」ロッド・サーリング... 【続きを読む】


2006年01月20日

「カーの復讐」二階堂黎人

カーの復讐posted with amazlet on 06.01.20二階堂 黎人 喜国 雅彦 講談社 (2005/11)Amazon.co.jp で詳細を見る「カーの復讐」二階堂 黎人本書は講談社が出版している「かつて子どもだったあなたと少年少女のためのミステリーランド」の第八回に配本されたものです。内容はアルセーヌ・ルパンのパスティッシュになっています。ジュヴナイル向けということでルパンがミイラ男の謎を解くといったものです。読んでいるとワクワクします。読んでいて南洋一郎のルパンシリーズを思い出しました。初めてルパンを読んだときのワクワクした感じです。冒頭に著者の二階堂黎人が本書の原書を見つけたくだりがあります。これはホームズのパスティッシュでワトスンの原稿が見つかったというものと同じ感じで読んでいてニヤリとしました。ここら辺はマニア向けって感じです。... 【続きを読む】


2006年01月18日

カーデュラ

名探偵たちの事件簿の「カーデュラの事件簿」を更新しました。カーデュラ(Cardula)は、夜しか行動が出来ない名探偵です。その名前はある有名な人物(?)の名前のアナグラムになっています。作者はジャック・リッチーです。ジャック・リッチーは、昨年「クライム・マシン」晶文社('05.09)という短編集がでてヒットしました。昨年の「このミス」では海外編で1位になっています。このおかげでカーデュラの知名度も上がったと思われます。さて、今回の更新は、1.「Cardula and the Briefcase」(未訳)を追加2.訳本に「クライム・マシン」晶文社を追加3.参考文献に「Kid Cardula」を追加です。「Cardula and the Briefcase」は、ぜんぜん知りませんでした。これは海外のいろいろなサイトを見て知りました。邦訳が出て欲しいですね。「Kid Cardula」は「クライム・マシン」のあとがきではじめて知りました。これも邦訳が読みたいです。そうそう、いろいろ調べていて知ったのですが既訳の「カーデュラと盗癖症患者」(Cardula and Kleptomania)について調べようとすると日本のサイトしか出てきません。なぜでしょうか。う~ん、これって実は原題が違うとか日本向けの書き下ろしなんでしょうか。不思議です。... 【続きを読む】


2006年01月12日

ミステリマガジン 2006年02月号

ミステリマガジン 02月号 [雑誌]posted with amazlet on 06.01.12早川書房 (2005/12/24)Amazon.co.jp で詳細を見るミステリマガジン 2006年02月号やっと12月25日に発売されたミステリマガジンを読み終わりました。今回の特集は“ファンタスティック・ミステリ”です。特集として収録されている短編・中篇作品は、「十六個の鍵」ランドル・ギャレット「夢のなか」ドナルド・E・ウェストレイク「特別ゲスト」キャロル・ネルスン・ダグラス「ゴースト・パトロール」ロン・グーラート「無貌の神の恐怖 殺戮者ホームズの事件」ティム・レボン「十六個の鍵」は、ダーシー卿シリーズです。なんと約25年ぶりの邦訳です。ギャレットの描く同シリーズは残すところあと一編、ミステリマガジンで邦訳を出して雑誌にしかでていない作品をまとめて短編集を編んでほしいところです。作品の内容ですが今回も魔法世界でありながらしっかりとしたロジックが組まれています。ただ図面がなくてちょっと分かりずらかった。「殺戮者ホームズの事件」は先月号の特集に続いてシャーロック・ホームズが登場します。相手はなんと・・・。最後はちょっと悲しかったです。短編・中編以外に「SF&幻想ミステリベスト100」というブックガイドも掲載されています。これはとても参考になります。さて、今号のミステリ・マガジンはなんと600号。すごいことです。これからもがんばって刊行していってほしいものです。次号は「創刊601号記念特別増大号」ということです。(アレッ?こういう記念って600号でやるもんじゃないの?)収録作品の著者名をみるといろいろな名前が載っています。次号も期待大です。... 【続きを読む】


2006年01月11日

メフィスト 2006年1月号

メフィスト 01月号 [雑誌]posted with amazlet on 06.01.11講談社 (2005/12/09)Amazon.co.jp で詳細を見る今さらですが小説現代増刊号メフィスト2006年1月号を読み終わりました。今回の収録作品は、島田荘司 「帝都衛星軌道」森博嗣   「ラジオの似合う夜」西尾維新 「まよいマイマイ」諸星大二郎 「同窓会の夜」高田崇史 「名探偵は怖すぎる」赤城毅   「書物狩人 教科書に準拠して」    ・    ・    ・ほか多数全てを読むわけではなく、連載を読んでいたり、好きな作家さんの作品や興味がある作品を読んでいます。今回主に読んだのは島田荘司 「帝都衛星軌道」と二階堂黎人 「双面獣事件 第四回」です。「帝都衛星軌道」は、ノンシリーズ作品で名探偵が出てくるような作品ではありませんが、とても面白かったです。ストーリーとは関係ありませんが帝都東京の秘密を一つ知ることが出来ます。「双面獣事件」は二階堂蘭子シリーズですがまだ二階堂蘭子は出てきていません。あと何回ぐらいで出てくるのでしょうか。さて、メフィストですがリニューアルするそうです。そこで4月に刊行される次号を新創刊予備号として、そのあとの06年9月号と07年1月号を休刊するそうです。(「双面獣事件」は、どうなるんだろう・・・。いつ終わるんだ。)休刊は残念ですが今以上に良い雑誌になって戻ってきてくれることを期待します。... 【続きを読む】


2006年01月06日

シャーロック・ホームズの誕生日

今日、1月6日はシャーロック・ホームズの誕生日です。ホームズは、1854年1月6日に生まれたという説がありもっとも有力とされています。しかし原作(聖典またはキャノン)には1月6日に生まれたという記述は一切ありません。では、なぜ1月6日誕生説が出てきたかというと、以下の二点がおもな理由です。1.ウィリアム・シェイクスピア『十二夜』の台詞を二回言っている。 (12夜とは12日節の前夜祭で1月6日のこと)2.『恐怖の谷』で1月6日の夜に何かしていたらしい事を想像させる記述がある。結構あいまいです。なぜこんなことで1月6日誕生説が出てきたのでしょうか。じつは、この説には裏の理由(?)があったりします。この説を唱えたのは、シャーロキアン団体"べイカー・ストリート・イレギュラーズ"の創設者であるクリストファー・モーレイなのですが、彼(彼の兄弟?)の誕生日が1月6日であったというわけです。理由はどうあれ世界中のシャーロッキアン(ホームズ研究家)たちは、1月6日にホームズの生誕をお祝いします。ホームズさん、152歳のお誕生日おめでとう!... 【続きを読む】


2005年12月18日

「加田伶太郎全集」福永武彦

昭和ミステリ秘宝 加田伶太郎全集posted with amazlet on 05.12.18福永 武彦 扶桑社 (2001/02)売り上げランキング: 75,900Amazon.co.jp で詳細を見る加田伶太郎全集 福永武彦・著本書は文学者・福永武彦が加田伶太郎名義で発表した全作品を収録している。収録作品は、伊丹英典シリーズ「完全犯罪」「幽霊事件」「温室事件」「失踪事件」「電話事件」「眠りの誘惑」「湖畔事件」「赤い靴」ノンシリーズ「女か西瓜か」「サンタクロースの贈り物」「地球を遠くはなれて」「素人探偵誕生記」「作者を探す三人の登場人物」「エッセイ集」福永武彦が加田伶太郎名義で発表した名探偵・伊丹英典シリーズの全作品が収録されている。その他、船田学名義で発表された未完のSF「地球を遠くはなれて」も収録されている。ちなみに伊丹英典(いたみえいてん itami eten)という名前は、名探偵(meitantei)のアナグラム。加田伶太郎(Kada Reitaro)は福永武彦の別名で「誰ダロウカ」(Taredaroka?)のもじり。船田学(フナダガク)は「福永だ」(フクナガダ)のもじり。伊丹英典シリーズは、今読んでもなかなかのクオリティだと思える。面白かった。... 【続きを読む】


2005年12月06日

ミステリマガジン 2006年01月号

ミステリマガジン 01月号 [雑誌]posted with amazlet on 05.12.06早川書房 (2005/11/25)Amazon.co.jp で詳細を見るミステリマガジン 2006年01月号11月25日に発売されたミステリマガジンを読み終わりました。今回の特集は、そのものずばり“シャーロックホームズ”です。特集として収録されているのは短編やエッセイなどいろいろです。そのうち短編作品は、以下のものが収録されています。「ヴェストファーレンの指輪」ジェフリー・ディーヴァー「疲れた船長の事件」ルネ・レウヴァン「幽霊探偵スケリントン・ボーンズ ミュージック・ホールの亡霊」デイヴィッド・スチュアート・デイヴィーズ「ベイカー街のはみだしもの」キャロル・ネルスン・ダグラス「荒野のホームズ、グスタフ・アムリングマイヤー」スティーヴ・ホッケンスミスホームズのパロディやパスティッシュと言ってもホームズが出てこないものや出てきても「アレッ?」という感じだったりといろいろです。なかなか楽しいです。ホームズ特集は、やっぱり楽しいです。毎年一回特集があるとうれしいな。ちなみに今回のミステリマガジンは、No.599です。創刊が1956年なので50周年です。すごいですね。ちなみに私は数百冊ミステリマガジンを持っています。海外の短編や海外の作家事情を知るには、今となってはミステリマガジンが唯一の情報源と言ってもいいぐらいなのでこれからもがんばって出版していってほしいです。あっ、そうそう次号予告に「特集ファンタスティック・ミステリ」となっていてランドル・ギャレットの「十六個の鍵」と書いてありました。これはダーシー卿シリーズだと思われます。すごい楽しみ~。... 【続きを読む】


2005年11月19日

「骨の島」アーロン・エルキンズ

骨の島posted with amazlet on 05.11.19アーロン エルキンズ Aaron Elkins 青木 久惠 早川書房 (2005/10)Amazon.co.jp で詳細を見る骨の島 アーロン・エルキンズ著久しぶりのギデオン・オリヴァー教授シリーズ最新刊です。シリーズ11作目です。久しぶりということもあってか面白かったです。今回はフィルが活躍(?)します。もうちょっとギデオンの妻のジュリーが活躍して欲しかったです。今回も骨が出てきてギデオンが鑑定します。でも、いまいち骨の鑑定に関するところが物足りなかったなぁ。... 【続きを読む】


2005年11月13日

「完全脱獄」桑田次郎

完全脱獄+マラコット深海posted with amazlet on 05.11.13桑田 次郎 マンガショップ (2005/08/05)売り上げランキング: 137,713Amazon.co.jp で詳細を見る「完全脱獄」桑田次郎今回もまた漫画の紹介です。(めったに漫画なんて読まないのに最近立て続けに読んだなぁ。)「8マン」等で有名な桑田次郎(現・桑田二郎)さんが描いた漫画です。原作はジャック・フットレルの思考機械シリーズです。(ジャック・フィニィではありません。)思考機械が日本人の手で漫画になっているなんてちょっとびっくりです。この本は、25年ほど前に出版されたものの復刻版です。収録されているのは、原作 ジャック・フットレル 「完全脱獄」(十三号独房の問題)原作 ジャック・フットレル 「余分な指」原作 コナン・ドイル 「マラコット深海」そのほか、桑田次郎のホラー短編「手の中の顔」それぞれ普通に面白かったです。「余分な指」はちょっと原作を忘れていたのですが読んでいくうちに思い出しました。これも面白かった。... 【続きを読む】


2005年11月09日

「ミステリークラシックス~甦る名探偵たち~」森元さとる

mystery classics ブラウン神父編 1 (1)posted with amazlet on 05.11.09森元 さとる 講談社 (2005/04/15)売り上げランキング: 248,929Amazon.co.jp で詳細を見るmystery classics アルセーヌ・ルパン編 1 (1)posted with amazlet on 05.11.09森元 さとる 講談社 (2005/04/15)売り上げランキング: 350,886Amazon.co.jp で詳細を見るブラウン神父とアルセーヌ・ルパンの漫画化作品です。久々に漫画を読みました。両作品とも古典の名探偵たちを漫画化した作品です。原作を忠実に漫画化したという感じで好感が持てます。しかし、原作を知っていて読めば楽しめると思うのですが知らないで、いきなりこの漫画を読んでしまうと原作の面白味が失われてしまうでしょう。例えば、ブラウン神父編で「秘密の庭」が漫画になっているのですが「青い十字架」は漫画になっていません。「秘密の庭」は「青い十字架」を読んでからこそ出てくる驚きがあるのですがそれが失われています。ブラウン神父という、小説の名探偵を知るにはやはり小説で読みたいところです。ブラウン神父編の収録作品は、「翼ある剣」「秘密の庭」の他に「探偵小説の世紀 下」(創元推理文庫)に収録されているベリスフォードの「偽痣」、「探偵小説の世紀 (上)」(創元推理文庫)に収録されているH・ド・ヴィア・スタクプールの「真珠のロープ」です。ブラウン神父編と言ってもブラウン神父は2作品だけで残りはまったく別の作家の作品です。アルセーヌ・ルパン編の収録作品は、「赤い絹の肩掛け」「バカラの勝負」「テレーズとジェルメーヌ」、それと「シャーロック・ホームズのライヴァルたち 1」(ハヤカワ・ミステリ)に収録されているヘスキス・プリチャードの「七人のきこり」です。こちらもアルセーヌ・ルパン編と言っても1作品は、まったく別の作家の作品です。... 【続きを読む】


2005年10月24日

「ダ・ヴィンチ・コード」ダン・ブラウン

ダ・ヴィンチ・コード (上)posted with amazlet on 05.10.24ダン・ブラウン 越前 敏弥 角川書店 (2004/05/31)売り上げランキング: 331Amazon.co.jp で詳細を見るダ・ヴィンチ・コード (下)posted with amazlet on 05.10.24ダン・ブラウン 越前 敏弥 角川書店 (2004/05/31)売り上げランキング: 438Amazon.co.jp で詳細を見る「ダ・ヴィンチ・コード」ダン・ブラウン象徴学者ロバート・ラングドンのシリーズ第二弾。ロバート・ラングドンとフランスの暗号解読官ソフィー・ヌヴーがキリスト教に隠された最大の謎を解いていくというストーリー。面白かった。どんどん謎を解きながら進んでいって、あっという間に読んでしまったという感じ。今回も「えっ、この人が・・・」という展開もあった。この本を読むと誰もが聖杯を探したくなるかも知れない。題名になっているのでダ・ヴィンチのことがもっといろいろ出てくると思っていたが、それほどは出てこなかった。きっとキリスト教の事を知っていたらもっといろいろと楽しめたんだろうが、知らなくてもかなり楽しめた。映画が日本で公開されたらきっと見に行くと思う。ダ・ヴィンチについて言うと文中でも言われていたと思うが、いろいろなことがその作品の中に暗号として隠されていて、それを解説した本やテレビ番組がいろいろある。う~ん、こういうのを見てると何が本当なのか分からなくなってくるなぁ。... 【続きを読む】


2005年10月01日

「猫丸先輩の空論」倉知淳

猫丸先輩の空論posted with amazlet on 05.10.01倉知 淳 講談社 (2005/09/06)売り上げランキング: 2,723Amazon.co.jp で詳細を見る「猫丸先輩の空論」倉知 淳猫丸先輩シリーズの最新短編集。6作収録。「水のそとの何か」「とむらい自動車」「子ねこを救え」「な、なつのこ」「魚か肉か食い物」「夜の猫丸」今回も最後の作品は書き下ろし。メフィストやミステリーズ(創元推理)を読んでいる人にとっては、この書き下ろしが収録されているというのは、とってもうれしい。作品の内容は、短編ということもありこんなオチなのかというのもあるが猫丸先輩というキャラクターがとっても魅力的であっという間に読んでしまう。面白い。... 【続きを読む】


2005年09月25日

「歌う砂」ジョセフィン・テイ

歌う砂―グラント警部最後の事件posted with amazlet at 05.09.25ジョセフィン・テイ 塩野 佐和子 論創社 (2005/06)売り上げランキング: 108,637Amazon.co.jp で詳細を見る「歌う砂」 ジョセフィン・テイグラント警部シリーズ最後の長編。テイの遺作。あとがきによると「時の娘」を読んだ江戸川乱歩が『読みたい、読みたい』と切望した作品らしい。確かに面白い。内容については、ネタバレになるので触れないが、伏線と思っていたものがそうでなかったりとちょっと消化不良気味のところも見られる。シリーズ最後というためか、作品の最後でグラント警部が見せる姿がちょっと物悲しい。この作品が出たことでグラント警部シリーズ未邦訳は、第一作の「The Man in the Queue」のみ。こちらも読んでみたい。... 【続きを読む】


2005年08月06日

「カーテンの陰の死」ポール・アルテ

カーテンの陰の死posted with amazlet at 05.08.06ポール・アルテ 平岡 敦 早川書房 (2005/07/15)売り上げランキング: 12,907Amazon.co.jp で詳細を見るツイスト博士シリーズの第3長編です。原題は「La Mort derrière les rideaux」。1989年に発表された作品です。今回も不可能犯罪てんこもりという感じです。しかも75年前の事件もでてきてツイスト博士が解決してしまいます。う~ん、面白かった。途中、明らかに意味ありげな伏線があったのになかなか出てこないなぁと思ったら、しっかりエピローグがありました。うん、納得。今作もきっと「このミス」とか週間文春とかで上位に入るんでしょうね。ストーリーとは関係ないですがアーチボルド・ハースト警部は90キロの巨体だったんですね。... 【続きを読む】


2005年07月23日

陽気な幽霊

陽気な幽霊―伊集院大介の観光案内posted with amazlet at 05.07.23栗本 薫 講談社 (2005/06)売り上げランキング: 12,795Amazon.co.jp で詳細を見る伊集院大介シリーズの最新長編。このシリーズ、最近はほとんど推理小説とは言い難くなっているのだが今回はあまり推理小説っぽくないシチュエーションでありながらなかなかに推理小説っぽかった。ストーリー後半になって突然提出される謎、それまでは全て伏線だったのかと・・・。いきなり目の前に挑戦状を突きつけられた感じだった。いつもの感じで読んでいてこのまま終わるんだろうなぁぐらいに思っていたので本当にびっくりした。見直してみるとたしかに伏線になっていた・・・。これもシリーズ作品のなせる技なのかなぁ。前半はちょっとだらだらした感じだったが後半はとても面白かった。シリーズを全て読んでいないとこういう感じには思わないんだろうなぁ。... 【続きを読む】


2005年07月16日

「休暇はほしくない」パーネル・ホール

休暇はほしくないposted with amazlet at 05.07.16パーネル・ホール 田中 一江 早川書房 (2005/06/09)売り上げランキング: 16,583Amazon.co.jp で詳細を見る控えめ探偵スタンリー・ヘイスティングズ シリーズの長編14作目です。今回は息子がサマーキャンプでいない間に夫婦で訪れた避暑地で事件に遭遇します。舞台がいつものニューヨークでないのでおなじみの登場人物は出てきません。その代わり奥さんのアリスがずっと出てきます。今作は、いつも楽しいアリスとスタンリーの会話が思う存分楽しめます。ミステリーとしてはいまいちだったがアリスとの会話がいつもより多く楽しめたので良かった。... 【続きを読む】


2005年05月23日

天使と悪魔

ダン・ブラウンの「天使と悪魔」を読みました。この作品は今世界中で売れまくっている「ダ・ヴィンチ・コード」の前作にあたる作品です。宗教と科学の対立が描かれているテンポのよいストーリー、息をもつかせぬ展開。スラスラと読めてしまいます。舞台はバチカン市国とローマ。古の秘密結社が現代に蘇り、キリスト教の本陣バチカンを恐怖に落とします。本当にハラハラドキドキです。天使と悪魔(上)posted with amazlet at 05.05.23ダン ブラウン 越前 敏弥 角川書店 (2003/10/31)売り上げランキング: 446通常24時間以内に発送Amazon.co.jp で詳細を見る天使と悪魔(下)posted with amazlet at 05.05.23ダン ブラウン 越前 敏弥 角川書店 (2003/10/31)売り上げランキング: 527通常24時間以内に発送Amazon.co.jp で詳細を見る... 【続きを読む】


2005年04月29日

宝石商の猫

宝石商の猫posted with amazlet at 05.04.29マーティン・H. グリーンバーグ エド ゴーマン Martin H. Greenberg Ed Gorman 山本 やよい 二見書房 (1994/12)売り上げランキング: 444,949通常1~2週間以内に発送Amazon.co.jp で詳細を見る猫にまつわるミステリーの短編集。短編集のタイトルにもなっているデアンドリアが書いたマットコブ・シリーズの短編「宝石商の猫」が収録されている。27人の命が落とされ宝石が盗まれた事件をマットコブが解決する。短編なだけにあっという間のストーリーの展開。ちなみにマットコブの短編で邦訳があるものは、このほかに・「雪の歓迎」  HMM81年8月号・「殺人スタジオ」HMM91年6月号これでマットコブシリーズの邦訳を全て読んでしまった。あぁ、他の作品も読んでみたい・・・。... 【続きを読む】


2005年04月22日

殺人アイス・リンク

殺人アイス・リンクposted with amazlet at 05.04.22ウィリアム・L・デアンドリア 真崎 義博 早川書房 (1985/11)在庫切れAmazon.co.jp で詳細を見るマットコブ・シリーズ第四作長編。人気女性スケーターの周りで殺人事件が起こります。それをマット・コブが解決。単純に言っちゃうとそれだけ。でもその過程にはダイイングメッセージがあったりマット・コブの部下が襲われたりといろいろな事が起こります。今回も面白かったです。マット・コブの周りで事件が発生するのは特別企画部だからしょうがないとしてもいつも犯人が身近な人なのは気になります。なんだか結構不幸な人です。そうそう、このシリーズ読んでいると(ネオorソフト)ハードボイルドなのかなという感じですが最後まで読んでいると本格物っぽい感じもあったりします。このシリーズ、長編の邦訳は4作しかないのですが原作はもっとあるみたいです。続きが読みたいです。どこかの出版社で続きを出してくれないかと願っています。... 【続きを読む】


2005年04月08日

隅の老人

翻訳道楽から届いた「隅の老人」の短編5編を読み終えた。この「隅の老人」という名探偵は、ストランドにある小さな喫茶店「ABCショップ」で「いつものチーズケーキ」を食べているなぞの老人で婦人記者ポリー・バートンの話を聞くだけで事件の謎を解いてしまう。手にした紐に神経質そうに結び目を作りながら事件の内容を聞いて、その結び目をほどきながら事件を解決へと導いてしまう。邦訳は短編集が文庫で2冊出ているが最後に衝撃的な事実が発覚して終わっている。原作ではその続きがあるのだが今まで未訳だった。今回、翻訳道楽から出た物はその続きとなっている。前作の衝撃的な事実から20年の月日が経っており新人記者だったポリー・バートンも既にベテランになっている。そんなある時たまたまあの喫茶店に入ると、隅の老人がいつもの席に全く変わらずに紐をいじくり回して座っている。そしていつも通り事件の話をしながら席を一歩も離れずに事件を解決してしまう。久しぶりにこのシリーズを読んで、相変わらずこのシチュエーションにはわくわくした。話を聞くだけで事件を解決してしまうという安楽椅子探偵の隅の老人の魅力も変わらない。100年近く前の作品だが魅力的だ。このシリーズまだまだ未訳作品がたくさんあるので他の作品もたくさん読んでみたい。... 【続きを読む】


2005年04月06日

名探偵モンク

先週からNHKBSで「名探偵モンク2」の放送が開始されました。NHKBSで放送されていた「名探偵モンク」は昨年の9月に第2シーズンの途中で放送がうち切りになっていました。今回、その途中からの放送らしいです。おまけに「名探偵モンク」も早朝の5:00から再放送されています。うれしー。モンクは、驚異的な推理能力を持っている元刑事です。ジャーナリストの妻トゥルーディが何者かにより殺害された過去を持っており、その事件を解決することが出来なかったことからOCD(強迫神経症)が悪化し刑事の職を退きます。極度の潔癖性、物がきれいに並んでいないと気になったり、特定の食べ物しか受け付けないなど社会に適応するにはいろいろと問題があります。でもそれが魅力になっている名探偵です。現在、職に復帰するために専属の看護師シャローナとがんばっています。このシャローナとモンクとの会話がとてもユニークで楽しいです。今回放送の第2シーズンでは、広場恐怖症のモンクの弟アンブローズも登場。(この弟も推理能力がすごいです。)トゥルーディの事件の話が少し出てきたりとどんどんシリーズとしての面白みが出てきます。アメリカでは第4シーズンまで放送されているらしいのでこれからもモンクの活躍に目がはなせません。... 【続きを読む】


2005年04月01日

殺人ウェディング・ベル

殺人ウェディング・ベルposted with amazlet at 05.04.01ウィリアム・L・デアンドリア 真崎 義博 早川書房 (1985/04)在庫切れAmazon.co.jp で詳細を見るマットコブ・シリーズ第三作長編。マット・コブは、ネットワークを離れて大学生時代に住んでいた故郷での事件を解決。学生時代のマット・コブのことがいろいろと描かれています。今回も最後はせつないです。... 【続きを読む】


2005年03月17日

「米丸のミステリ・サイト」というサイト

「米丸のミステリ・サイト」というサイトがあります。このサイトで管理人の米丸さんがご自身で未訳の海外ミステリ短編を訳して「翻訳道楽」として印刷・製本して売っています。なかなか見事なラインナップです。早速購入してみました。コピー本ですがなかなかしっかりしています。読めるとは思っていなかった作品が日本語で読めるなんてとてもうれしいことです。今後も購入していこうと思ってます。がんばってこれからも続けて未訳短編を紹介してほしいです。米丸さんの才能がうらやましい。私ももっと英語の力があれば海外の読みたい作品を読めるのに・・・。がんばらないと・・・。(泣)... 【続きを読む】


2005年03月04日

心理探偵フィッツ

最近、ミステリチャンネルで再放送されている「心理探偵フィッツ」を見ています。8年ほど前にNHK衛生で放送されていたものです。今さらという感じなのですがとても面白いです。フィッツはプロファイリングを得意としていて警察と協力して犯人を追いつめるというストーリーなのですが、このフィッツがかなりクセが強く人間味が出ています。こんな名探偵って・・・、という感じです。今、3話目を見終わったところなのですがこの話も見入ってしまいました。結局どういう事なんだろう・・・、という感じで後を引きます。あぁ、心理探偵フィッツ DVD-BOX1 が欲しくなってしまいました。... 【続きを読む】


2005年02月25日

シャーロット・マクラウドさん

今さらですが1月に米ミステリー作家シャーロット・マクラウドさんが亡くなりました。82歳だったそうです。ご冥福をお祈りします。シャーロット・マクラウドさんといえばシャンディ教授シリーズとセーラ・ケリングシリーズ。アリサ・クレイグ名義では、ディタニー&オズバードシリーズとジェネット&マードックシリーズ。コージー派のユーモアミステリーです。私は、数年前からシャンディ教授シリーズを読んでいるのですがほのぼのとした所がとても良い感じです。でも、もう新作は出ないのですね。... 【続きを読む】


2005年02月24日

明智小五郎VS金田一耕助

々にミステリネタです。今週の土曜日2月26日の土曜ワイド劇場(TV朝日系列)で「明智小五郎VS金田一耕助」が放送されます。配役は明智小五郎・・・松岡昌宏金田一耕助・・・長瀬智也です。舞台は現代。う~ん、どんな作品になっているんでしょうか気になります。配役も斬新かも、2人の名探偵たちはどんな感じになっているんでしょうかね。本格の名探偵好きとしては、とりあえずチェックしておきます。土曜ワイド劇場... 【続きを読む】


2005年01月31日

東武ワールドスクェア

週末に鬼怒川温泉に行って来ました。29日(土)は東武ワールドスクェアに行って来ました。写真は、ビッグベンの前で捜査しているホームズとワトスンです。以前からこのホームズを見たくて一度は東武ワールドスクェアに行ってみたかったのですが今回はじめて行って来ました。ちゃんとホームズを見つけられるか心配だったのですがビッグベンの前でとても目立っていました。(見つけられて良かった。)園内は単純に世界の建物があるだけなんですが自分が45mの大きさになったという設定で世界中の建物を見ることが出来るために世界中の建物の大きさを比較してみることもできとても楽しかったです。いろいろなアングルで写真を撮りまくってしまいました。今見ると写真によっては本物に見えるものもあります。写真を撮るだけでも楽しいです。泊まったホテルの温泉はあまり熱くはなかったのですが大きなお風呂に入るのは久しぶりでとても気持ちよかったです。30日(日)は、特にどこも行かなかったのですが「とちおとめいちごのソフトクリーム」を雪の中で食べました。おいしかった。... 【続きを読む】


2005年01月08日

聖者の行進

聖者の行進 伊集院大介のクリスマスposted with amazlet at 05.01.08栗本 薫 講談社 (2004/12/16)売り上げランキング: 7,606通常24時間以内に発送Amazon.co.jp で詳細を見る伊集院大介シリーズの最新作。ゲイクラブで起こった恐喝事件に潜む謎を伊集院大介が解決。面白いんだけどなんかこう推理小説を読んでいる感じではなかった。... 【続きを読む】


2004年12月18日

殺人オン・エア

殺人オン・エアposted with amazlet at 04.12.18ウィリアム L.デアンドリア 真崎 義博 早川書房 (1983/01)在庫切れAmazon.co.jp で詳細を見るマットコブ・シリーズ第二作長編。今回、最後がとってもせつなかったです。... 【続きを読む】


2004年11月25日

赤い霧

赤い霧posted with amazlet at 04.11.25ポール アルテ Paul Halter 平岡 敦 早川書房 (2004/10)売り上げランキング: 7,706通常24時間以内に発送おすすめ度の平均: 密室殺人と切り裂きジャックAmazon.co.jp で詳細を見る「赤い霧」を読みました。フランスのディクスン・カーと呼ばれているポールアルテの作品。今回も密室殺人が出てきて、それと切り裂きジャックの話が絡んできます。アラン・ツイスト博士は出てこないノン・シリーズ作品です。とても面白かったです。そうそう、シャーロック・ホームズが思わぬところで出てきてちょっとびっくりです。... 【続きを読む】


2004年11月05日

視聴率の殺人

視聴率の殺人posted with amazlet at 04.11.05ウィリアム L.デアンドリア 真崎 義博 早川書房 (1983/01)在庫切れAmazon.co.jp で詳細を見るマットコブ・シリーズ第一作長編。もう10年以上前に読んだのですが再読。テンポの良いストーリー展開。あっという間に読んでしまいます。... 【続きを読む】