2011年07月18日

溺れる人魚

島田荘司・著「溺れる人魚

一応、御手洗シリーズかな4つの短編が収録されています。
以下簡単な解説。ネタバレ注意。





『溺れる人魚』・・・
キヨシの名前が何回か出てくるがストーリーとは関係なし。
殺人事件の謎が解かれるので収録されている中では一番オーソドックスな推理小説っぽいかな。


『人魚兵器』・・・
キヨシ登場。ナチスおこなった実験をキヨシが調査する話。

『耳の光る児』・・・
キヨシ登場。異なる場所で生まれた4人の児童の耳が光るなぞを調査する話。

『海と毒薬』・・・
石岡くんと御手洗の名前は出てくるが直接のストーリーとは関係なし。
石岡くんの元に届いた女性からの手紙を御手洗におくるという形で、
その女性の手紙が紹介される。「異邦の騎士」と少し関係あり。


なんか面白くて大事な話という感じなんだけど
推理小説っぽくはなかったなぁ。



溺れる人魚 (講談社ノベルス)
島田 荘司
講談社
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By ちゃ@管理人 @ 07:37 AM | ミステリー関係 | コメント (0) | トラックバック (0)

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