2011年01月31日

鏡連殺

鏡連殺---北森鴻・著
小説新潮 2008年10月号~2010年2月号

平成22年1月25日に48歳で急逝したミステリー作家、北森鴻氏の作品です。
ただし、連載17回で中断しています。話によるとあと3~4回で終わるところだったみたいです。
実際に読んでみると、かなり終盤という感じのところで終わっています。

途中で終わってしまってとても残念です。北森さんもきっと悔しかっでしょうね。

聞いたところでは、別の方が続きを書くらしいです。
(愛川 晶さんあたりが書いてくれるのが望ましいと思う)
とても面白い作品なので続きを書くのは、かなりのプレッシャーだと思いますが
その人にはがんばって欲しいです。

さて、内容ですが蓮杖那智シリーズ初の長編です。
蓮丈那智フィールドファイルⅣです。
冬狐堂の「狐闇」続編とも言うべき作品で宇佐見陶子も絡んできます。
「雅蘭堂・越名集治」が重要な役割で登場とます。

それともし、これから読む人がいたら
ぜひ小説新潮 2010年4月号に掲載された「愛川 晶/北森鴻さんと『鏡連殺』」も読んで欲しいです。
これを続きで読んで私は泣きそうになりました。

蓮丈那智の事件簿」についてまとめました。




By ちゃ@管理人 @ 06:58 AM | ミステリー関係 | コメント (0) | トラックバック (0)

コメント

コメントを書く







名前、アドレスを登録しますか?




トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.casebook.jp/mt/mt-tb.cgi/942