2010年11月21日
二壜の調味料
ロード・ダンセイニの二壜の調味料を読みました。
これは探偵リンリーが活躍するシリーズ短篇9篇を含む全26篇を収録しています。
表題になっている「二壜の調味料」は、江戸川乱歩が「奇妙な味」の代表作と評した作品です。
実際に読んでみると、確かに奇妙な味という言葉の意味が分かります。
かなり最後の一言にインパクトがあります。
「えっ・・・」という感じです。
トリックは分かるんですよ。でも最後の一言が・・・。
う~ん、あまりに強烈すぎて、正直言って他に収録されている作品があまり印象に残っていません。
収録されているのは推理小説だけではありません。
一つ一つが結構みじかいのでサクッと読めちゃいます。
とにかく表題作だけでも読む価値ありです。
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