2007年09月24日
虚空から現れた死
マジシャン探偵グレート・マーリニの生みの親クレイトン・ロースンが描くもう一人のマジシャン探偵ドン・ディアボロが登場する作品「虚空から現れた死」を読みました。この作品は、クレイトン・ロースンではなくスチュアート・タウン(Stuart Towne)名義で書かれたものです。
収録されているのは、二作品「過去からよみがえった死」「見えない死」。
「過去からよみがえった死」は、「甦った殺人鬼」というタイトルで別冊宝石111号'62年4月号にて発表されたことがあります。私は、こちらのほうで既読だったのですが新訳ということでまた読んでみました。
ちょっと読みにくいなぁという感じがしましたがテンポ良く進むストーリーはなかなか楽しいものでした。
「見えない死」は、本邦発訳らしいです。
こちらもハラハラドキドキという感じで読めました。面白かったです。
ドン・ディアボロのシリーズは、あと二作あるということなので残りも読んでみたいです。
グレート・マーリニの方は、全作品が邦訳されているので、こちらのドン・ディアボロのシリーズも全作品が邦訳されるといいなぁと思います。
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